精神保健福祉士国家試験(2026年/第28回)」合格発表|合格率・合格者数・合格後の手続きについて
構成・文/介護のみらいラボ編集部
2026年3月3日(火)午後2時に、公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページにて、「第28回精神保健福祉士国家試験」の結果が発表されました。
第28回精神保健福祉士国家試験の受験者数は7,107人、合格者数は5,558人、合格率は78.2%となりました。
合格された皆様、本当におめでとうございます!
1.【速報】第28回精神保健福祉士国家試験の合格発表
2026年3月3日(火)午後2時、公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページ上に掲載されました。
受験者数・合格者数・合格率・合格基準点
| 受験者数 | 7,107人 |
|---|---|
| 合格者数 | 5,558人 |
| 合格率 | 78.2% | 合格基準点 | 全科目:62点 共通科目免除:27点 |
2.合格者数・合格率の推移
過去5年間の合格者数・合格率の推移
精神保健福祉士国家試験の合格率は、2023年の第25回から2025年の第27回までは70~71%台で推移していましたが、2026年の第28回は80%近い合格率となりました。以下は、過去5年間の合格率の推移です。
| 合格率 | 受験者数 | 合格者数 | |
| 第28回(2026年実施) | 78.2% | 7,107人 | 5,558人 |
| 第27回(2025年実施) | 70.7% | 6,642人 | 4,694人 |
| 第26回(2024年実施) | 70.4% | 6,978人 | 4,911 人 |
| 第25回(2023年実施) | 71.1% | 7,024人 | 4,996人 |
| 第24回(2022年実施) | 65.6% | 6,502人 | 4,267人 |
●関連記事:
>精神保健福祉士国家試験の合格率は?合格ラインや勉強のポイントを解説
3.合格点・ボーダーラインの推移
精神保健福祉士国家試験の合格点は、「問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点」とされています。
また、試験科目9科目群(試験科目の一部免除を受けた受験者は5科目群)のすべてで得点する必要があります。過去5回の合格点の推移は、以下のとおりです。
| 合格基準点 | |
| 第28回(2026年実施) | 全科目62点、共通科目免除27点 |
| 第27回(2025年実施) | 全科目70点、共通科目免除32点 |
| 第26回(2024年実施) | 全科目95点、共通科目免除44点 |
| 第25回(2023年実施) | 全科目95点、共通科目免除49点 |
| 第24回(2022年実施) | 全科目101点、共通科目免除47点 |
参考:精神保健福祉士国家試験の合格基準及び正答について(第27回・第26回・第25回・第24回)
4.第28回精神保健福祉士国家試験の概要
精神保健福祉士国家試験とは、精神保健福祉士(PSW)として必要な知識や技能を評価するために、筆記試験の方法でおこなわれる国家試験です。例年は1年に1回、2月上旬の土曜日・日曜日に2日間かけて実施されます。
出題形式は五肢択一を基本とする多肢選択式で、出題数は全132問、試験時間は230分です。精神保健福祉士養成課程のカリキュラム改正に伴い、2025年に実施された第27回精神保健福祉士国家試験から、新カリキュラムにもとづく試験問題が出題されています。
参考:厚生労働省「精神保健福祉士について」
参考:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「精神保健福祉士国家試験 資格制度の概要」
参考:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「精神保健福祉士国家試験 合格基準」
第28回精神保健福祉士国家試験の受験資格
精神保健福祉士国家試験を受験するには、精神保健福祉士法第7条に規定される受験資格を満たす必要があります。
第28回精神保健福祉士国家試験の受験資格があるのは、以下のいずれかを満たす方です。
(2)2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方(令和8年3月31日までに従事する見込みの方を含みます。)
(3)精神保健福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した方(令和8年3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含みます。)
(4)精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方(令和8年3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含みます。)
参考:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「精神保健福祉士国家試験 試験概要」
第28回精神保健福祉士国家試験の日程
第28回精神保健福祉士国家試験の実施日程は、2026年(令和8年)1月31日(土曜日)、2月1日(日曜日)の2日間でした。
申し込み期間は、2025年9月4日(木曜日)から10月3日(金曜日)までとなっていました。
1月31日(土曜日)、2月1日(日曜日)の試験科目は、それぞれ以下のとおりです。
| 1月31日(土曜日)午後 | 2月1日(日曜日)午前 |
|---|---|
| ①精神医学と精神医療 ②現代の精神保健の課題と支援 ③精神保健福祉の原理 ④ソーシャルワークの理論と方法(専門) ⑤精神障害リハビリテーション論 ⑥精神保健福祉制度論 |
①医学概論 ②心理学と心理的支援 ③社会学と社会システム ④社会福祉の原理と政策 ⑤社会保障 ⑥権利擁護を支える法制度 ⑦地域福祉と包括的支援体制 ⑧障害者福祉 ⑨刑事司法と福祉 ⑩ソーシャルワークの基盤と専門職 ⑪ソーシャルワークの理論と方法 ⑫社会福祉調査の基礎 |
参考:厚生労働省「第28回精神保健福祉士国家試験の施行について」
参考:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「精神保健福祉士国家試験 試験概要」
第28回精神保健福祉士国家試験の会場
第28回精神保健福祉士国家試験の会場は、北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県の全国7カ所に設けられました。
具体的な試験会場の情報は受験票に記載されており、事前の案内はおこなわれていません。
参考:厚生労働省「第28回精神保健福祉士国家試験の施行について」
参考:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「精神保健福祉士国家試験 よくあるご質問」
5.国家試験合格後におこなうべき手続き
国家試験合格後には、精神保健福祉士免許登録の申請手続きが必要です。 免許登録をおこなうことで、はじめて精神保健福祉士として現場で働くことができます。手続きする期限の定めはありませんが、合格後はできるだけ早い時期に免許登録の手続きをしましょう。
資格登録手続きの流れ、必要事項等の詳細は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「新規登録の申請手続き」より確認できます。
6.精神保健福祉士として就職・転職を成功させるコツ
精神保健福祉士が就職・転職するのにおすすめの時期
介護業界は、年間を通じて求人募集が見られますが、なかでも毎年3月は、思わぬ好条件の求人を狙いやすい時期です。年度末を機に転職する・退職する人が多いのが理由の一つです。また、精神保健福祉士の国家試験に合格できなかった場合には、残念ながら内定が取り消しになってしまうケースもありえます。逆に、合格者にとっては、不採用となった内定者分の枠を埋める求人に応募できる可能性があります。
また、介護職は、求人募集から採用・入職までの期間が短い傾向にあるのが特徴です。そのため、年度末に就職・転職活動をすれば、試験勉強で培った知識や技術を存分に活かしながら、4月入職者と肩を並べて精神保健福祉士として、自分の力を発揮しやすいでしょう。
自分に合った職場を見つけるために
年度末は好条件の求人を狙いやすい時期とはいえ、就職・転職に焦りは禁物です。自分に合った労働環境かどうか十分に見極めなければ、ミスマッチが起こったり、短期離職につながったりしてしまうとも限りません。
せっかく就職が叶っても、短期離職となれば、新たに就職・転職活動を行うための労力がかかってしまいます。精神保健福祉士として、効率的にキャリアを積んでいくためにも、介護職向けの適職診断なども参考にし、自分に合った就職先をしっかり見極めることが大切です。
●過去の合格速報を確認する
>第27回/2025年実施
>第26回/2024年実施
>第25回/2023年実施
>第24回/2022年実施
●関連記事
>2026年 精神保健福祉士国家試験(第28回)の難易度はどうだった?合格点予想も
>第27回 精神保健福祉士国家試験(2025年)の難易度は?合格基準点・合格率の予想も
>精神保健福祉士国家試験(2025年/第27回)難しかった? SNSの反応は?
>第27回 精神保健福祉士国家試験(2025年)の難易度は?合格基準点・合格率の予想も
>精神保健福祉士になるには?仕事内容や将来性などを解説
>精神保健福祉士になるための勉強法とは?合格ポイント3つなどを解説
>産業カウンセラーと精神保健福祉士の違い|仕事内容や資格を解説
>社会福祉士と精神保健福祉士はどう違う?仕事内容も解説
>精神保健福祉士の仕事内容|向いている人や1日のスケジュールも紹介
>精神保健福祉士の就職先は?給与や仕事のやりがいも解説
>社会人でも精神保健福祉士になれる?働きながら資格を取るポイントも
>精神保健福祉士になるときの年齢制限は?資格取得方法も解説
●他の国家試験の情報も確認する
>2026年介護福祉士国家試験(第38回)
>2026年社会福祉士国家試験(第38回)
スピード転職も情報収集だけでもOK
マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。
はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。
SNSシェア














