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ニュース 医療介護最新ニュース 2020/10/21

医療介護資格とマイナンバーを紐付け 届け出をオンライン化 資格証明はスマホで 厚労省方針

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《 厚労省 》

介護のみらいラボ編集部コメント

介護福祉士・ケアマネジャーなど介護の資格のほか、医師・看護師・療法士といった医療資格について、政府はマイナンバーと紐づけていく検討を始めました。実現すれば資格の証明や届け出がすべてオンラインで完結できるようになります。
また、無資格なのに資格があるかのように見せかけるなりすましの防止にも効果を発揮しそうです。

厚生労働省は20日、医療や介護など社会保障に関する資格とマイナンバーを紐付ける検討を始めた。【Joint編集部】

医師や看護師、理学療法士、介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員など幅広い資格が対象。新たに資格を取得した時、登録事項を変更する時などの各種届け出を、基本的にオンラインで完結できるようにする。専門職が自らの資格を利用者や就職先に証明するシーンで、マイナポータルにログインしてスマートフォンやパソコンで示せるようにする。

この日、新たな有識者会議を立ち上げて初会合を開いた。今年中にも報告書をまとめ、その後のシステム整備などにつなげていく。

社会保障に係る資格におけるマイナンバー制度利活用に関する検討会(第1回)資料

専門職と行政、双方のペーパーワークの軽減につなげる狙い。菅政権が発した"デジタル大号令"も踏まえた動きだ。

例えば登録事項を変更する時、現行では申請書や住民票、戸籍謄本、免許証などを役所へ持っていったり、郵送したりしないといけない。第3者に資格を証明する場合も、免許証の原本などを提示しなければならず煩雑だ。厚労省はマイナンバー、マイナポータルを活用し、これらを大幅に簡素化、効率化することを目指す。

これから資格を取る人には、その届け出の際にマイナンバーの登録を求めていく。既に資格を持っている人にも登録を呼びかけ、各種届け出のタイミングでも個別に要請していく考えだ。この日の有識者会議では、「悪質な資格のなりすましへの対策を徹底して欲しい」との声があがった。

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出典:介護のニュースサイトJOINT

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