医療と介護連携で認知症高齢者を支援 長野県第8期高齢者プラン
長野県はこのほど、「第8期長野県高齢者プラン」の案を公表した。計画期間は2021年度から23年度までで、医療・介護の連携による認知症高齢者支援の方向性を示している。【新井哉】
認知症に関する施策の方向性について、「認知症疾患医療センターをすべての二次医療圏域に設置する」と明記。また、地域の実情に応じた設置についても検討し、「かかりつけ医や認知症初期集中支援チーム等との連携をはじめとした切れ目のない支援体制」を目指す。
また、21年度の介護報酬改定により、介護に直接かかわる職員のうち、無資格者に対して認知症介護基礎研修の受講が義務付けられることにも触れ、「認知症に関して専門的な知識・技術を習得した介護職員」「認知症介護の指導者」を養成するための研修を実施する。
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出典:医療介護CBニュース
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介護のみらいラボ編集部コメント
長野県が第8期高齢者プランを公表しました。
2021年度介護報酬改定で、無資格の介護職員は原則認知症介護基礎研修の受講が義務づけられたことを踏まえており、認知症の高齢者に関する対応では、「認知症に関して専門的な知識・技術を習得した介護職員」「認知症介護の指導者」を養成するための研修を実施する予定です。
また、全ての二次医療圏(複数の市区町村単位で構成、一般的な救急、入院くらいまでの対応がされるレベル)に、認知症疾患医療センターを設置するとしています。