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ニュース 医療介護最新ニュース 2021/07/26

#やまゆり園#障害者福祉#共生社会#介護事業所

相模原障害者施設殺傷事件 やまゆり園家族会「共生社会の実現は難しい。一歩ずつ歩んで欲しいと切に願う」

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《 津久井やまゆり園家族会・大月和真会長 20日 》

介護のみらいラボ編集部コメント

2016年に殺傷事件が起きた津久井やまゆり園の関係者が、追悼式と記者会見を行いました。
家族会の大月会長は、世の中はあまり変わっていない、なんとなく寛容な社会ではなくなりつつあるように思う。共生社会の実現は難しいが一歩一歩着実に歩みを進めていってほしい、と心境を述べました。
運悪く病気になったり交通事故にあえば翌日から誰でも障害者になる可能性があります。また年齢を重ねれば物忘れなどの症状が出る方が普通です。個々の障害者が特性を生かして生活できる共生社会を作るのは、現在健常者である人々の安全網にもなるのではないでしょうか。

2016年7月の凄惨極まる事件で多くの犠牲者が出た神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」− 。20日に追悼式が開かれ、その後に関係者が記者会見を行った。【鈴木啓純】


入所者の家族会の大月和真会長、やまゆり園を運営する社会福祉法人「かながわ共同会」の山下康理事長、永井清光園長が心境などを語った。

5年という時間の経過をどう感じるかという質問に対し、家族会の大月会長は「まだまだ心の整理がつかない家族がいます。過酷な5年間でしたが皆で支え合ってきました。これまで我々を導いて頂いた関係者の方々に深く感謝致します。今後もどうか暖かい目で私たちを見守って頂ければ」と述べた。

また、障害者の生きづらさ、不当な差別や偏見が解消されてきたかという問いには、「恐縮ですが正直に言って世の中はそんなに変わっていないと思います。私の個人的な認識ですが、なんとなく寛容な社会ではなくなりつつあるなとも感じます。共生社会の実現というのは非常に難しいこと。大胆な変革が必要だとは思いますが、その実現に向けて一歩一歩着実に歩みを進めて欲しいと切に願っています」と話した。

このほか、かながわ共同会の山下理事長は、「遺族は本当に様々な思いを抱えている。その現実を受け止めながら、新しいやまゆり園で障害者の支援に取り組んでいきたい」と説明。永井園長は、「犠牲になった人の命が戻ってくることはない。我々にとって非常に辛く悲しいこと。決して忘れることなく、新たなやまゆり園の運営を担っていきたい」と誓った。

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出典:介護のニュースサイトJOINT

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