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逆紹介に対する患者の「選好」測定する尺度を開発 地域医療の連携促進に有用 横浜市立大
横浜市立大学の研究グループは19日、大病院から診療所への逆紹介について、患者が逆紹介を好ましいと考える「選好」を測定するための患者逆紹介選好尺度(PQR-19)を開発したと発表した。研究グループリーダーの吉見竜介准教授は、「地域医療の連携を進める上で患者理解を深めるための有力なツールになる」とし、今後の実証研究や政策立案への応用に期待感を示した。
研究グループは、逆紹介に対する患者の選好に関連する因子として、「かかりつけ医評価」「逆紹介受容」「治療継続性」「病勢評価」の4つを同定。これらの下位尺度として、「かかりつけ医評価」では医療設備やスタッフ対応、経済事情などへの配慮といった6つの質問項目を作成した。
「逆紹介受容」では主治医が代わることへの不安感や逆紹介に対するイメージなど6項目、「治療継続性」では逆紹介先への診療情報の提供や必要時に今の病院への再紹介をしてくれるかなど4項目、「病勢評価」では病状が安定しているかや逆紹介先でも治療をできそうかなど3項目を作成。計19の質問から成るPQR-19を開発した。
研究グループによると、医師の勧めで逆紹介に応じた患者(52人)は、応じなかった患者(28人)よりPQR-19のスコアが有意に高かった。さらに、尺度の一貫性を評価する統計指標であるCronbachのα係数は、信頼性が高いとされる0.7以上となる0.76-0.87で、十分な信頼性が示されたという。
吉見教授は今後、逆紹介に関する縦断的な観察研究や介入研究を行い、PQR-19の有用性をさらに実証していくことで、「逆紹介に対する患者の肯定的な気持ちを醸成するために有効なアプローチの探索に役立てたい」としている。
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出典:医療介護CBニュース
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介護のみらいラボ編集部コメント
大病院から診療所への「逆紹介」について、患者が逆紹介を好ましいと考える「選好」を測定するための患者逆紹介選好尺度(PQR-19)を横浜市立大学の研究グループが開発。研究グループリーダーの吉見竜介准教授は、「地域医療の連携を進める上で患者理解を深めるための有力なツールになる」とし、今後の実証研究や政策立案への応用に期待感を示しています。