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ニュース 介護業界ニュース 2023/06/05

#介護のみらい

5cmの段差もらくらく乗り越えられる!介護保険適用の次世代型電動車いす「WHILL Model C2」|介護のみらい

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介護のみらいラボ編集部コメント

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介護の現場に欠かせない車いす。そんな車いすが、驚くべき進化を遂げていることをご存知でしょうか。WHILL株式会社が製造・販売するWHILL(ウィル)は、操作性やデザイン性、機能性に優れた、まさに誰もが乗りたくなる近距離モビリティ(次世代型電動車いす)です。

なかでも介護保険適用モデルの「Model C2」は、5cmほどの段差もらくらく乗り越えることができる優れもの。便利なModel C2について、WHILL株式会社 広報の新免那月氏に話を聞いてみました。

1.販売モデル3種類の特徴

――WHILLで販売しているモデルの特徴を教えてください。

2023年現在は、「Model S」「Model F」「Model C2」の3種類を販売しています。それぞれのモデルについて簡単に説明すると、「Model S」は歩道を走れるハンドル付きのスクーターで、「Model F」は折りたたみが可能なコンパクトタイプ。「Model C2」は小さな段差や悪路も走破できる、使用環境をあまり選ばないモデルです。

それぞれ形は異なりますが、デザイン性や直感的に操作できる操作性の良さ、小回りが利く点などは共通しています。また電動車いすの規格に沿って製造しているため、最高時速が6km以下で、免許不要で歩道を走れる点も共通しているポイントの1つです。

2.「Model C2」について

――介護保険適用モデルである「Model C2」について、もう少し詳しく教えてください。

Model C2の特徴は大きく4つあります。まずは、分解が可能な点です。工具がなくても簡単にバラバラにできるため、一般的な自家用車でも車載しやすく、持ち運びをする際も困りません。2つ目は、座りやすい点です。長時間座っていても疲れないように、座席やシートクッションは人工工学に基づいて作られています。そのため長時間座ってもお尻が痛くなりづらく、移動がストレスになりません。また背もたれの角度や高さ、シートの高さなども簡単に変えられます。

3つ目は、前輪に特殊なタイヤを使用している点です。前輪には「オムニホイール」という、当社で特許を取った特殊なタイヤを使っています。このタイヤは10個の小さいローラーで形成されていて、後輪を軸にその場で一回転することが可能。悪路や芝生の上も走りやすく、5cm程度であれば段差もらくらく乗り越えられます。

4つ目は、アプリで遠隔操作ができる点です。WHILL本体をラジコンのように遠隔操作できるほか、最高時速を4kmまで制限することも可能です。こちらは「家族にWHILLをプレゼントしたいけれど、危ないからあまりスピードを出して欲しくないな」と感じた際に便利な機能ですね。さらに、アプリ上で機体のロックやアンロック、バッテリー残量の確認などもできます。(※介護保険レンタルで利用する場合はアプリをご利用いただけません)障がいがある方はもちろん、長距離を歩くと足に痛みがある方や、免許を返納して新たな移動手段を求めている方にもおすすめしたいモデルです。

機能性に優れた「Model C2」

機能性に優れた「Model C2」

――アプリで操作できるのは驚きです。一般的な電動車いすとは、他にはどのような点が異なるのでしょうか。

大きな違いは、デザイン性と移動のしやすさです。WHILLはデザインに力を入れていて、単なる移動手段ではなく、かっこいい乗り物であることを意識しています。実際にWHILLのユーザーさんからも、「『その車いすかっこいいね!』と声をかけられた」「WHILLに乗っていると自分もおしゃれをしたくなる」といった声をいただいています。またオムニホイールを導入することで、従来の車いすや電動車いすでは移動が難しかったオフロードも、楽に移動できるようになりました。車いすに乗っていると、移動に対するハードルが心理的にも物理的にも高くなってしまいがちです。WHILLではデザイン面にこだわるだけでなく、快適に移動できるような工夫を施すことで、外出をより気軽に楽しんで欲しいと考えています。

またサービスが充実している点も違いの1つです。先述のように、「Model C2」はアプリとの連携が可能なほか、保険やロードサービスなどが組み合わさったサポートサービス「WHILL Smart Care」を用意しています。具体的には、事故を想定した対物対人の保険や、急な故障で自走できなくなった場合にWHILLを搬送してもらえるロードサービスなどがあり、希望に応じて加入していただけます。(※介護保険レンタルで利用する場合はWHILL Smart Careをご利用いただけません)ハード面とソフト面の両方において移動の快適さを追求している点は、一般的な電動車いすとの大きな違いではないかと感じています。

3.「Model C2」を利用するメリット

――「Model C2」を利用するメリットについて、利用者と介護者の両面から教えてください。

利用者さんにとってのメリットは、やはり外出に対するハードルが下がる点だと思います。「Model C2」は道を選ばないため、コンクリートはもちろん、芝生や山道、砂利道などでも使用することができます。WHILLが移動の手段に加わることで、積極的に外出を楽しんでもらえたら嬉しいですね。

介護者さんにとってのメリットは、WHILLに乗っている方と一緒に移動を楽しめることではないかと感じています。WHILLは一般的な車いすのように、後ろ側にハンドルがありません。WHILLに乗っている際は誰かに介助してもらうのではなく、自立的に移動して欲しいと考えているためです。そのためWHILLを利用すれば、WHILLに乗っている方と並んで歩いたり、顔を見ながら会話をしたりすることもできます。WHILLを利用している方だけでなく、ご家族や周囲の方の移動も楽しいものになると考えています。

WHILLを使い始めて積極的に外出を楽しめるようになった方も

WHILLを使い始めて積極的に外出を楽しめるようになった方も

4.車いすの利用に多少の抵抗感がある方にも使って欲しい

――「Model C2」を特にどのような方に使って欲しいですか。

すでに車いすを利用されている方はもちろん、車いすの利用に多少の抵抗感がある方にも使っていただきたいです。医療関係者や介護従事者の間では、まずは自分の足で歩き、歩くことが難しくなったら車いすに乗り、電動車いすは最終的な手段として頼るべきだという声も多いです。しかし電動車いすに乗ったからといって、歩けなくなる訳ではないと思います。

実際に当社が実施したアンケートでも、「WHILLを使用して歩行能力に変化はあったか」という質問に対し、84%の方が「歩行能力は落ちなかった」と回答しています。そのため、電動車いすをもっと気軽な移動手段として捉えていただきたいです。例えば家から少し離れた公園に行く際も、自宅から公園までWHILLに乗り、公園に着いたらリハビリのために少し歩いてみる、といった使い方をする方も、ユーザーさんの中にはいらっしゃいます。自分らしく生きていくための選択肢の1つとして、WHILLを候補に入れていただけたら嬉しいです。

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