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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/08/10

#インスタントコーヒー#今日は何の日?#国産初#昭和35年#森永製菓

【今日は何の日?】8月10日=森永製菓が国産初のインスタントコーヒーを発売(1960年) / 雑学ネタ帳

インスタントコーヒー(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

62年前の1960(昭和35)年。森永製菓が国産初となるインスタントコーヒーを発売。世界でも珍しい100%ピュア原料の高品質と味、「1杯あたり10円」という低価格も後押しし、すぐに大人気となりました。
 
今では、すっかり缶コーヒーの普及やカフェ文化の浸透など、日本人がコーヒーを嗜む習慣が根づいていますが、当時の日本人1人あたりのコーヒー消費量は米国人の100分の1程度でした。購入するにも、飲むにしてもお手軽な国産初のインスタントコーヒー発売は、日本人のコーヒー文化に大革命を起こしたのです。

同社は創業60周年を前にした59(昭和34)年に、デンマークに発注しインスタントコーヒー製造設備を導入。製品化に成功し、約1年で発売へと至りました。その迅速さを可能としたのには理由があります。

同社には昭和初期より軍需品の醤油や野菜スープ、紅茶などを粉末化する研究実績があり、戦後になってその研究技術陣が、進駐軍兵士たちが愛飲する「ソリュブル(溶ける)コーヒー」に着目し、すでに51(昭和26)年頃から研究、試作を続けていた賜物だったということです。
 
 
 参照 : Morinaga Digital Museum

 文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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