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【今日は何の日?】10月28日=大学生がプロレスの場外乱闘に巻き込まれて重傷(1965年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
57年前の1965(昭和40)年。神奈川・横浜文化体育館(写真=2020年に閉館)にて開催されていたプロレス興行中に、場外乱闘に巻き込また大学生の少年(19)が鼻骨を骨折し、全治1か月の重傷を負う事故が起きました。
事故が起きたのは同日、夜8時40分頃。セミファイナルで行われていた吉村道明選手とカール・カールソン選手(米国)の45分3本勝負の試合中でした。場外でカールソン選手が吉村選手を殴りつけようと瞬間、振り上げた拳がリングサイドで観戦中の駒沢大学の学生の顔を直撃。鼻の骨が折れてしまったのです。
193cm、120kgの巨体を誇るカールソン選手ですが、本国ではプロレスラーだけでなく、動物学者としても活動するというなかなかのインテリ派。動物分類学を専攻していた大学時代の野外調査中に、グリズリーに襲われ、左目がほぼ失明してしまうという悲劇に見舞われます。
プロレスラーは対戦相手と派手に乱闘を繰り広げつつも、お客さんには絶対にケガをさせないという点でもプロフェッショナルであります。カールソン選手が起こしてしまった事故は、左目がほぼ見えないことにより、距離を測りかねてしまったことによる失敗だったのかも知れません。
参照 : 昭和40年10月29日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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