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【今日は何の日?】8月13日=七人の「紳士窃盗団」が逮捕(1964年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
59年前の1964(昭和39)年。東京の日本橋や浅草の問屋街を次から次へと荒らし、総額2,500万円にものぼる盗みを働いていた"紳士窃盗団"の7人が警視庁万世橋署に逮捕されました。
紳士~のメンバーは、台東区浅草江戸町在住の前科13犯の男(60歳)を中心とした7人組でした。府中刑務所にて知り合った7人は、それぞれ出所後も親友として交流を続けており、やがてともに"事業"を始めることになります。
7人は63(昭和38)年2月から、日本橋小舟町の衣料問屋や台東区御徒町のの電機会社などを手はじめに、110件もの荒稼ぎを繰り返していました。
その手口は、これはと狙いを定めた店に、深夜に堂々とタクシーで乗りつけては、ドライバーや合鍵を使って侵入。タクシー運転手に怪しまれた場合などは、チップという名の口止め料を2~3,000円も弾む紳士ぶりでした。
7人はいずれも高級アパートなどに住み、周囲には「貿易業者」などと自称していました。リーダー格の60歳男は「大学教授」を自称し、ご近所の皆さんには「先生」などと呼ばれていたそうな。
夜になると「浅草方面の夜の実態調査で研究論文を書いている」と言っては外出し、泥棒稼業に励んでいたそうです。
参照 : 昭和39年8月14日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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