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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/12/11

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【今日は何の日?】12月11日=史上初!高校生がアマ横綱に輝く(1983年)/ 雑学ネタ帳

12月11日(久島海).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど40年前の1983(昭和58)年。東京・蔵前国技館にて開催されていた第32回全日本相撲選手権(61選手参加)において、和歌山・新宮高校3年生の久島啓太選手(当時18歳)が優勝。高校生として史上初めて"アマ横綱"に輝きました。この記録は現在も破られていません。

久島選手はすでに3年連続で高校横綱に輝いていましたが、体格やパワーの差が勝敗に直結しやすい格闘競技においては、高校生と一般(学生、社会人)の選手では「大人と子どもの差」があるものです。そんな大人の強豪に混じって、この大会に出場した久島選手はあれよあれよと勝ち進み、改めて怪物ぶりを証明したのです。

決勝戦では名門・近畿大相撲部OBの江口末広選手(奈良・御所工高教諭)と対戦し、右四つから寄り切って快勝し、アマ相撲ならではの両手をあげてガッツポーズ(※プロの大相撲では禁止)。高校生初のアマ横綱なり「ほんとうの目標はこれでしたから」と喜びを語りました。
 
将来を嘱望された久島選手は高校卒業後、名門・日本大学に進学。1年から3年まで全日本学生相撲選手権に優勝し、3年連続で学生横綱に君臨。史上空前のアマ28冠を達成しました。またこの時期、テレビ東京の人気5分番組『勝抜き腕相撲』に出場し、こちらでもチャンピオンとなっていますから、計29冠ともいえるでしょう。

もともとは教員志望でしたが、これだけの逸材を角界を見逃すわけもなく、卒業後は出羽海部屋へと入門し、「久島海」の四股名で人気力士に。十両優勝2回、最高位が東前頭筆頭と活躍し、98(平成10)年に引退。田子ノ浦親方となり2000(平成12)からは田子ノ浦部屋を創設し後進を育成していました。しかし2012(平成22)年2月に46歳の若さで急死しています。

 参照 : 昭和58年12月12日付の朝日新聞朝刊

                                文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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