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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/12/25

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【今日は何の日?】12月25日=神宮球場のプロ使用が解禁される(1961年)/ 雑学ネタ帳

神宮球場.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

62年前の1961(昭和36)年。夕方5時30分から東京・信濃町の明治記念館で行われた神宮外苑運営委員会において、プロ球団の神宮球場使用問題について検討。その結果、「アマチュア野球優先」という条件つきで、初めてプロ野球の使用が認められることとなりました。

現在は東京ヤクルトスワローズの本拠地としてもおなじみの神宮球場ですが、本来は大学、社会人などのアマチュア野球の聖地でした。意外と知られていませんが、球場の所有者は宗教法人明治神宮で、正式名称も「明治神宮野球場」となります。

翌62年シーズンより、ナイター設備が設置されることに伴い、東京五輪開催に向けて本拠地・駒澤野球場を失った東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)から使用申し込みがありました。そこでアマ野球の聖地をプロに開放すべきかどうか? が検討されていたのです。

その結果、従来、神宮球場を使用していた学生、社会人野球などの日程を優先することとし、これらアマ野球が使用しない時に限定して、プロ球団にも開放することが決定したのです。

その条件は「東京六大学、東都大学のスケジュールを勘案して、東映球団と話し合い、日程を組む」「また、他球団から申し込みがあったときは、日程の許される範囲において、神宮球場を開放する」「いずれのプロ球団に対してもフランチャイズは許さない」と、プロ陣営にはかなり厳しい内容でした。

プロ解禁を受けて、東映では多くの集客が見込まれるパ・リーグ開幕戦(62年4月7日)と翌4月8日の使用を申し込みましたが、アマ野球の日程優先という基本的立場において、さっそく断られています。

その後は、それまで後楽園球場を本拠地としていた国鉄スワローズ(現・東京ヤクルトスワローズ)が64(昭和39)年から使用し始め、現在へと至っています。

 参照 : 昭和36年12月26日付の読売新聞朝刊

           文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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