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【今日は何の日?】5月15日=プロ野球の試合中にファーストミットが盗まれる...(1948年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
76年前の1948(昭和23)年。この日の昼間、後楽園球場にて行われていたプロ野球公式戦・中部日本ドラゴンズ(現・中日ドラゴンズ) vs 大阪タイガース(現・阪神タイガース)の試合中、突如、珍しい場内アナウンスが流されました。
「ドラゴンズから重要な申し出がありました。一小学生が選手席からファーストミットを持っていったそうです。命から2番目のミットがなくては試合もできません。持っていった子どもさんもスポーツマンなら、アッサリ返してください!」
盗んだ子どもがスポーツマンだったかどうかはさておき、当時はプロ野球も深刻な物資不足の時代。試合はミットが戻ってくるのを待たずして、通常のグローブで代用しつつ、そのまま続行した模様です。
しばらくすると、さらに再び場内アナウンスが流れます。
「まだミットは戻りません。近くて見かけた方は連れてきて下さい。新憲法の下でも現行犯ですから、差し支えはないと思います!」
今度は前年(47年)5月3日に施行された日本国憲法まで持ち出しつつ、切実に犯人捕獲 ⇒ ファーストミット返却を訴えました。
ファーストミットが盗まれたことが原因かどうか?は不明ですが、この年のドラゴンズは全8球団(※当時はまだ1リーグ制)中、最下位に終わりました。
参照 : 昭和23年5月16日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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