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【今日は何の日?】8月30日=都営三田線の線路を小犬が散歩・白山~西巣鴨間(1978年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
46年前の1978(昭和53)年。夜8時50分ごろ、都営地下鉄三田線の白山駅(東京・文京区白山5丁目)で三田発・高島平行きの電車(6両編成)が発車しようとしたところ、運転士(35歳)が前方約20mの線路内に茶色い小犬がいるのを発見しました。
乗務員が笛を吹いて脅かしても小犬は線路の外へは出ず、そのまま進行方向に向かって走り出してしまいました。
仕方がないので電車もそのまま発進。線路内を走る犬の後ろを走行する形で、時速約10kmのノロノロ運転です。小犬は捕えようとする駅員をかわしつつ、そのまま千石駅、巣鴨駅を通過。ついには3.6km先の西巣鴨駅まで到達してしまいます。
西巣鴨駅の駅長(41歳)、駅員、乗客ら5~6人が、小犬を取り囲みつつ布製ゴミ袋を被せて、ついに捕獲成功!しかしその際に、駅長さんは小犬に右手親指を噛まれて軽いケガを負ってしまいました。
この騒ぎにて、電車は通常6分で走行する白山~西巣鴨間を20分かかって運転。後続の電車4本にも3~14分の遅れが出てしまいました。
お騒がせな小犬は、白山駅の近くに住む飼い主の自宅から逃げ出し、白山駅の改札口を通り抜けては線路に入り込んでいたものと判明。知らせを受けて駆けつけた飼い主さんは「申し訳ない...」と連呼していたそうです。
参照 : 昭和53年8月31日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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