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【今日は何の日?】9月27日=日本テレビが子ども向け情報バラエティ『まんがジョッキー』放送スタート(1971年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
54年前の1971(昭和46)年。日本テレビが月~土曜の夕方6時35~45分に、子どもをターゲットとした10分情報バラエティ番組『まんがジョッキー』を放送スタートしました。
初期の司会進行は月~火曜が岡野三穂さん、水~金曜が石原裕子さん、そして土曜は土居まさるさんが担当。これに番組マスコットの手踊り人形・ジョキ安(じょきやす)らが加わります。
まんが~と謳いつつ、番組の中心は紙芝居となっており、紙芝居の読み上げを行っていたのが当時、日本テレビの若手アナウンサーだった福留功男さん(当時29歳=番組内では「ふくとめのりお」名義)でした。
♪子どもをなめるなよ(ゴーゴー!)、大人にゃ負けないぜ(ゴーゴー!)、言いたいこと言うぜ(ゴーゴー!)、やりたいことやるぜ(ゴーゴー!)という主題歌『マンジョキロックンロール』(作詞・内田裕也、城悠輔、作曲・加瀬邦彦)を歌っていたのは、ロックンローラーの内田裕也さんと1815ロックンロールバンド、そしてコーラスはジョキ安とふくとめのりおさんが担当しており、子どもたちにもよく歌われていました。
番組は4年近くも続き、75(昭和50)年3月に終了。ところが番組終了から8年後(83年)、主な視聴者層だったちびっ子たちが青年期に入っていた頃に、意外な形でこの番組を思い出すことになります。
それは当時の人気番組『オレたちひょうきん族』に、ホタテマン(ホタテ男)として登場していた安岡力也さんが歌っていた『ホタテのロックン・ロール』がきっかけでした。
「♪ホタテをなめるなよ(ゴーゴー!)」と歌われていたこの曲、実は『マンジョキロックンロール』の替え歌だったのでした。10代中盤以降の視聴者の多くが「どこかで聴いたことがあるな」と首をかしげていたのも当然でした。
ちなみにホタテ~の編曲を担当していたのは、のちに90年代の音楽シーンをリードしていくことになる小室哲哉さん(当時24歳)でした。豆知識。
参照 : 昭和46年9月27日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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