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【今日は何の日?】12月5日=落語「芝浜」の"聖地"が公園に(1968年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
56年前の1968(昭和43)年。国鉄(現・JR東日本)田町駅のすぐそば。東京・港区芝4丁目の旧雑魚場跡に、港区が建設していた本芝公園が完成。この日より一般開放されました。
この雑魚場は江戸時代に東京湾で取れた雑魚を水揚げしていた場所。かの有名な落語『芝浜』のモデルとなっており、のんべえの魚屋「魚勝」が寝ぼけ眼で四十八両入りの革財布を拾った"聖地"として伝わります。
しかし、東京湾漁業が寂れて以降は放置され、掘割の水がよどんでしまい、蚊やハエの発生源に...。付近住民からの苦情や訴えにより、港区では66(昭和41)年から跡地の公園整備を進めていました。
完成した公園は広さ約3,800平方m。都心の子どもたちが楽しく遊べるようにと、全長119mの三輪車用道路が特設されたほか、池、砂場、プレーシップ、芝山なども設置され、都心の公立公園としてはかなりのデラックス仕様に。
その工費は四十八両(だいたい現在の500万円前後)をはるかに上回る、約3,400万円だったとか。
参照 : 昭和43年12月6日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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