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【今日は何の日?】12月16日=渋谷駅前に怪盗サンタクロースが現る(1956年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
68年前の1956(昭和31)年。夜7時30分ごろ、東京・渋谷駅東口の東急文化会館(現・渋谷ヒカリエ)前の"自家用車のたまり場"にて、カギのかかっていない車の中から、お歳暮品を失敬しては麻袋に詰めて、サンタクロースばりに肩に担いで立ち去る怪漢が出没しました。
通りかかった会社員2人が、その姿を発見。1人がすぐ近くの警視庁渋谷署に通報し、もう1人は怪漢を追跡します。すぐに駆けつけた渋谷署員が、300mほど離れた原っぱへと隠れ込んだ怪漢を召し捕りました。
怪漢の正体は住所不定、前科3犯の39歳男。麻袋の中身は、良い子たちへのプレゼントであるワケもなく、お歳暮の食品や衣料品が30数点ほどドッサリと詰め込まれていたのでした。
怪漢は「泥棒はオレ1人じゃない。この暮れに(車に)カギをかけないほうがウカツだ!」と開き直って涼しい顔だったとか。
今では考えづらいことですが、この時代は車にカギをかける人が案外と少なかったこと、にぎやかな渋谷駅前が路上駐車のたまり場となっていたこと、渋谷駅から300m圏内に原っぱがあったことなど、いろいろと「68年前」という時代を感じさせる事件でもあります。
参照 : 昭和31年12月17日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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