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【今日は何の日?】12月29日=韓国で58年ぶりに野生のトラが発見される(1979年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
45年前の1979(昭和54)年。すでに絶滅したと考えられていた韓国原産のトラが、韓国は慶尚北道の古都・慶州付近の大徳山麓で58年ぶりに発見されました。
韓国の有力紙「東亜日報」によりますと、午前10時ごろ、ソウルで洋装店を営む男性(当時34歳)が友人と一緒に大徳山に登っていたところ、草むらをノソノソと歩いている動物を発見。急いでカメラで撮影し、2枚のカラー写真をソウルへと持ち帰り、動物学者と動物園に鑑定してもらった結果、野生のトラと判明。
韓国内では、日本統治時代の1922(大正11)年に、同じく大徳山で発見されたのが野生のトラの最後の目撃例となっており、韓国の学界ではとうに絶滅したと判定されていました。
今回発見されたトラは、黄褐色の体に鮮明な24本の黒い横ジマがあり、額の中心部には「王」字形の黒い斑紋がくっきりと出ており、尾には胴体より薄い黄褐色で8本の条紋が付いていました。
シマの形状などから、10歳前後と推定され、一家で大徳山周辺に住み着いていると見られています。
そのため、韓国の山林庁では慶北道庁など関係機関に保護のための特別対策を指示したうえで、調査班を結成し現地へと派遣したそうです。
参照 : 昭和55年1月24日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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