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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/01/03

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【今日は何の日?】1月3日=アングラ劇団「状況劇場」が新宿中央公園で強行突破公演(1969年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

56年前の1969(昭和44)年。夜、東京・新宿中央公園(新宿区)の北側広場に、唐十郎さん(当時28歳)主宰のアングラ劇団状況劇場無許可で50平方mの赤いテント小屋を張り、「復活・アングラシアター本年初演」と銘打ち、『腰巻お仙・振袖火事の巻』を上演しました。

公園を管理する東京都南部公園事務所の要請により、警視庁淀橋署員機動隊員200人が出動。テント小屋をグルリと取り囲んでは再三、撤去を呼びかけましたが、劇団側は「表現の自由だ」と知らん顔。

小屋の中で150人の観客を前に上演されていた劇は、機動隊員が続々と登場しては市民生活を踏み荒らす...といった内容のモノでした。

テントを強制的に撤去すれば、中にいる観客がケガをしかねないとあり、警察側が躊躇しているうちに上演は終了。地団駄を踏んだ警察側は、終演と同時に唐十郎さん、劇団の女優であり唐さんの妻である李礼仙さん(李麗仙=当時26歳)ら劇団関係者3名を「公園不法占拠」の罪で逮捕することで"新春ハプニング新春公演"騒動は幕。

当時のアングラ劇団は、そこまで含めての上演というほどの過激な熱量雰囲気を漂わせるムーブメントでもありました。

 参照 : 昭和44年1月4日付の毎日新聞朝刊

        文 / 高木圭介

 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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