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【今日は何の日?】1月5日=馬賊の首領・小白竜(小日向白朗)が死去(1982年)/ 雑学ネタ帳
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43年前の1982(昭和57)年。旧満州(中国東北地区)で馬賊の首領・小白竜(シャオパイロン)と呼ばれ、その名を知られた小日向白朗(こひなた・はくろう)さんが午前1時40分、東京・小平市上水南町の自宅で脳出血のため死去。81歳でした。
1900(明治33)年、新潟・三条市で生まれた小日向さんは、17歳で単身、中国大陸へと渡り、中国語や射撃の訓練に励みます。20歳の時にモンゴル・ウランバートルを目指して旅立ちますが、その途中、馬賊に襲われ捕虜とされてしまいます。
馬賊の下働きとなることを条件に命を助けられた小日向さんでしたが、ここから数々の戦いを経て、馬賊の中でめきめきと頭角を現し、道教や中国拳法の修行を積んだ結果、ついには中国全土の馬賊の頭目となり、「小白竜」の名とともに、中国大陸のみならず、大陸進出を目指す日本軍にも大きな影響を持つに至ります。
終戦後は国民党軍により逮捕され、漢奸(漢民族の裏切者・背叛者を指す)罪によって起訴されますが、日本国籍を有していたため免訴となり、50(昭和25)年に日本に帰国。以降は自ら筆をとり、波乱万丈に満ちた自らの半生を記した著書を発表したり、その半生を題材とした数々の書籍、劇画などが誕生しました。
戦中、戦後を通して、日中を股にかけた小日向さんの活動は現在もなお、多くの謎に包まれています。
参照 : 昭和57年1月7日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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