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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/01/05

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【今日は何の日?】1月5日=馬賊の首領・小白竜(小日向白朗)が死去(1982年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

43年前の1982(昭和57)年。旧満州(中国東北地区)で馬賊の首領・小白竜シャオパイロン)と呼ばれ、その名を知られた小日向白朗(こひなた・はくろう)さんが午前1時40分、東京・小平市上水南町の自宅で脳出血のため死去81歳でした。

1900(明治33)年、新潟・三条市で生まれた小日向さんは、17歳で単身、中国大陸へと渡り中国語射撃の訓練に励みます。20歳の時にモンゴル・ウランバートルを目指して旅立ちますが、その途中、馬賊に襲われ捕虜とされてしまいます。

馬賊の下働きとなることを条件に命を助けられた小日向さんでしたが、ここから数々の戦いを経て、馬賊の中でめきめきと頭角を現し、道教中国拳法の修行を積んだ結果、ついには中国全土の馬賊の頭目となり、「小白竜」の名とともに、中国大陸のみならず、大陸進出を目指す日本軍にも大きな影響を持つに至ります。

終戦後は国民党軍により逮捕され、漢奸(漢民族の裏切者・背叛者を指す)によって起訴されますが、日本国籍を有していたため免訴となり、50(昭和25)年に日本に帰国。以降は自ら筆をとり、波乱万丈に満ちた自らの半生を記した著書を発表したり、その半生を題材とした数々の書籍劇画などが誕生しました。

戦中、戦後を通して、日中を股にかけた小日向さんの活動は現在もなお、多くの謎に包まれています。 
 
 参照 : 昭和57年1月7日付の読売新聞夕刊

        文 / 高木圭介

 


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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