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【今日は何の日?】1月6日=ラジオドラマ『赤胴鈴之助』が放送スタート(1957年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
68年前の1957(昭和32)年。少年画報誌に連載中の武内つなよしさん作の人気漫画『赤胴鈴之助』がラジオ東京(現・TBSラジオ)でドラマ化され、放送開始しました。
同年中に大映で映画シリーズがスタートし、大阪テレビ(現・朝日放送)やKRテレビ(現・TBS)で、それぞれテレビドラマ化、72(昭和48)年にはフジテレビ系でテレビアニメ化され、幅広い世代に知られる赤胴鈴之助ですが、このラジオ放送が初のドラマ化だったのです。
放送時間は20分で、月~土曜が午後6時5分から、日曜のみは午後5時40分からの毎日放送という、現在ではあまり見られない方式にて放送。
放送開始にあたり、ラジオ東京では主役の鈴之助役と、ヒロインとなる千葉さゆり役(鈴之助の師・千葉周作の愛娘)を一般公募。オーディションの結果、選ばれたのが、鈴之助役の横田毅一郎さんと、さゆり役の吉永小百合さん(当時11歳=小学6年生)でした。
そのほか、千葉周作役はテレビ黎明期の人気ドラマ『日真名氏飛び出す』(55~62年・KRテレビ)に主演し人気者だった久松保夫さん、しのぶ役は藤田弓子さん(当時11歳=小学5年生)、ナレーションを務めたのは現・参議院議員の山東昭子さん(当時15歳)でした。
吉永小百合さんはドラマ版の~鈴之助にも、同じくさゆり役で出演し、その美少女ぶりがたちまち評判となり、その後番組となった『まぼろし探偵』(59年4月~)にも、ヒロイン・吉野さくら役で出演。藤田弓子さんも主人公が働く新聞社の給仕・みち子役で出演し、人気者となりました。
68年も前のラジオドラマでデビューした11歳の少女2人がその後、ともに人気女優となり、現在も活躍を続けているということに驚かされます。そのきっかけこそが『赤胴鈴之助』だったのです。
参照 : 昭和32年1月6日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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