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【今日は何の日?】1月12日=国内初の女性判事が定年退官・横須賀(1970年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
55年前の1970(昭和45)年。戦後第1回目の司法試験に合格し、日本国内で初となる女性判事となり、横浜地方裁判所、家庭裁判所の横須賀支部で判事を務めた石渡満子さん(当時65歳)が20年余の裁判官生活にピリオドを打ち、惜しまれつつ定年退官しました。
1905(明治38)年生まれの石渡さんは、東京女子高等師範学校(現・お茶の水女子大学)卒業後に間もなく結婚。しかし30歳で夫と死別し、子どももいなかったことから「勉強して出直そう」と一念発起。
明治大学法学部で法律を学び、戦後の司法制度改革により生まれた司法研修生第一期生を経て、49(昭和24)年6月から東京地裁の判事補としてキャリアをスタートします。
それから約20年、定年を迎えた石渡さんは「あんな年ででも、司法試験に合格できるんだということが、後輩への大きな励みになればいいと思った」と歩んできた道を振り返りました。
ついに迎えた退官の日、同支部の会議室にて判事、職員、弁護士ら70人が心からの送別会を催し、万雷の拍手とともに石渡さんを見送ったそうです。
参照 : 昭和45年1月13日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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