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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/06/14

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【今日は何の日?】6月14日=加山雄三がテレビドラマに初出演(1972年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

53年前の1972(昭和47)年。俳優、歌手、タレントの加山雄三さん(当時35歳)が、俳優デビューから12年が過ぎたこの年、なんと初めてテレビドラマに出演しました。

昭和40年代初頭あたりには、映画俳優をテレビに出さないという「五社協定」が徐々に形骸化してはいましたが、各映画会社の看板を背負う主演スター級の俳優ともなると話は複雑です。すでに歌手司会者CMタレントとしてブラウン管の世界でも引っ張りだことなっていた加山さんでしたが、映画界に厳しく縛られていたためテレビドラマ出演に関しては未経験だったのです。

62(昭和37)から東宝の看板であり続けた若大将シリーズへの主演を前年に終えていた加山さんは、この年1月に東宝との契約更改で、それまで「年間6作」だった映画出演が3作に半減した代わりに、テレビドラマ出演が解禁されることとなったのです。

加山さんは初のテレビドラマ出演に向けて「現在の映画界では作品が限定されてしまう。それはボクだってテレビに出たかったですよ。ただ会社(東宝)がテレビ解禁してくれなかったので、どうしようもなかったのです」と、映画会社による厳しい縛りについて吐露。

早くも民放テレビ局から2本NHKから1本のオファーがあり、加山さんのテレビドラマ出演第1作となったのは、丹羽文雄原作のNHK水曜ドラマ『庖丁』(全4回)となりました。

加山さんの役どころは、東京・築地の料亭で働く板前頭。出征や終戦の混乱で後輩の露口茂さんに、その地位や料亭で女中を務めていた恋人(林美智子さん)をも奪われてしまうといったものでした。

初のドラマ収録を控えた加山さんは、東京・神田の料亭に通っては、実際に板前修業にも励み、包丁の持ち方から、ポンポンと威勢よく喋る独特な職人口調などを学びつつ、「これからは単発、レギュラーと形式は構わず、積極的にドラマに出ていきたい」と意気込んでいたそうです。

 参照 : 昭和47年3月14日付の読売新聞朝刊、同年6月14日の毎日新聞朝刊

               文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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