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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/07/07

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【今日は何の日?】7月7日=包丁を手に決闘した二人に83年前の法律が適用・神戸地裁(1972年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

53年前の1972(昭和47)年。口論から始まり、ついには刺身包丁出刃包丁を手に「決着をつけよう!」と決闘に至ってしまった左官見習い男性同士のケンカに、神戸地裁の山本久己裁判長が、83年も前の1889(明治22)年に制定された「決闘罪」を適用する異例の判決を言い渡しました。

決闘した2人はともに神戸市灘区に住む38歳46歳。無傷に終わった38歳は懲役1年6月。決闘に敗れ、頭に2週間のケガを負った46歳は懲役1年。双方、執行猶予3年つきとなりました。

「(これは)単なるケンカだ!」として、同罪の適用を不当とした弁護士の主張は退けられました。

その理由は「決闘とは当事者の合意に基づき、互いに身体生命を傷つけあうための行為の総称であり、本件はこれに該当する」としたもの。83年も前、19世紀生まれの法律がまだ生きていたという事実に、罪を言い渡された2人はともにションボリ。

さて、2人が包丁を手にした決闘にまで及んだ理由はといいますと、それは「もらい物の清酒を本人に無断で飲んでしまったこと」なんだそうな。なんとかんとも...。

 参照 : 昭和47年7月8日付の読売新聞朝刊

              文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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