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【今日は何の日?】7月7日=包丁を手に決闘した二人に83年前の法律が適用・神戸地裁(1972年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
53年前の1972(昭和47)年。口論から始まり、ついには刺身包丁と出刃包丁を手に「決着をつけよう!」と決闘に至ってしまった左官見習い男性同士のケンカに、神戸地裁の山本久己裁判長が、83年も前の1889(明治22)年に制定された「決闘罪」を適用する異例の判決を言い渡しました。
決闘した2人はともに神戸市灘区に住む38歳と46歳。無傷に終わった38歳は懲役1年6月。決闘に敗れ、頭に2週間のケガを負った46歳は懲役1年。双方、執行猶予3年つきとなりました。
「(これは)単なるケンカだ!」として、同罪の適用を不当とした弁護士の主張は退けられました。
その理由は「決闘とは当事者の合意に基づき、互いに身体生命を傷つけあうための行為の総称であり、本件はこれに該当する」としたもの。83年も前、19世紀生まれの法律がまだ生きていたという事実に、罪を言い渡された2人はともにションボリ。
さて、2人が包丁を手にした決闘にまで及んだ理由はといいますと、それは「もらい物の清酒を本人に無断で飲んでしまったこと」なんだそうな。なんとかんとも...。
参照 : 昭和47年7月8日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 新宿西口の道路が泡まみれ(1963年)
・ 花月園競輪で1,000人が大暴動!(1967年)
・ 国内ファミレスの草分け『すかいらーく』の1号店がオープン(1970年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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