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【今日は何の日?】7月26日=プロ野球史上初の珍事!照明塔が消えて試合中止・名古屋(1975年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
ちょうど半世紀前の1975(昭和50)年。この日の夜、名古屋の中日球場で行われていたプロ野球、セ・リーグ公式戦「中日ドラゴンズ vs 広島カープ」の試合中、突如として照明塔の1基が故障して消えてしまい、82分間の中断の末、試合が中止されるという前代未聞のアクシデントが発生しました。
故障したのは三塁側ベンチの上方にあるバッテリー間と打席を照らす照明塔。1回裏、中日の谷沢健一選手が打席に立っている最中に照明が消えてしまったのです。幸い、他の7基の照明塔が無事だったため、この回裏の攻撃はそのまま継続して0対0のまま終了。夜6時45分から試合を中断し、故障の回復を待つことになりました。
球場職員が調べたところトランス回路がショートし、電線6本が焼け落ちていることが判明。工事会社にも連絡しましたが、結局、故障は直らないまま...。この間、責任審判の谷村主審は野球規則の細則13項にある「照明塔が消えた場合の措置」にのっとり待機しましたが、復旧の目途が立たないため、主催の中日ドラゴンズ・中川代表、与那嶺要監督に、広島カープの古葉竹識監督も加わり協議した結果、夜8時7分をもって試合中止を決定しました。
6年前(69年7月22日)に福岡・平和台球場で行われたオールスター戦で同じく照明塔の故障による51分間の試合中断はありましたが、試合中止は国内プロ野球初の出来事となりました。
珍事ではありますが、試合中止に怒ったのは球場に集まった観客でした。夜8時ごろ、約2,000人のファンがスタンドからグラウンドへと飛び降り、広島の選手を足止めする一方、三塁側ベンチ内のイスや照明器具などを破壊。このため愛知県警本部機動小隊など約100人の警官が規制に入りましたが騒ぎは収まらず...。
暴徒と化したファンはさらに球場事務所、選手控室にも乱入。球場入口の窓ガラス約10枚を割り、ようやく騒ぎが治まったのは夜9時20分を過ぎた頃だったそうです。
参照 : 昭和50年7月27日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 「万引きのチャンピオン」が小菅送りに(1955年)
・ 「空飛ぶ円盤」の目撃者がラジオで五元座談会(1959年)
・ 宝塚ガール52名がアメリカ、カナダ公演に出発(1959年)
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