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【今日は何の日?】7月31日=国鉄南武線のチョコレート色の電車が引退(1978年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
47年前の1978(昭和53)年。地元民から「オンボロ電車」と揶揄されつつも、永年にわたり親しまれてきた国鉄南武線(現・JR東日本=川崎~立川間)を走る72、72型の電車が、この日を最後に引退。午後から鉄道ファンや沿線住民に見守られつつ「サヨナラ運転」を行いました。
この"老電車"は終戦直後の物資の乏しい時代に製造されたチョコレート色の6両編成。床は木製で、乗降口付近の真ん中には金属製のポールが立ち、ラッシュ時には大いに乗客の体を圧迫。薄暗い照明、発車時のうなり声のようなモーター音などなど、戦後混乱期をそのまま高度経済成長以降にも持ち込んだような雰囲気だったのです。
今でこそ、それらも「味わい深さ」として愛されますが、当時は古臭いモノとして南武線を利用する通勤通学客からは評判が悪かったのです。
69(昭和44年)年から川崎~登戸間のみで運転開始された快速電車(途中停車駅は武蔵小杉、武蔵溝ノ口駅のみ)では、中央線や総武線から天下りしてきたオレンジや黄色のカラフルな電車が使用されており、その新旧差はクッキリとするばかり。
しかしマニア人気は高く、この日もカメラやテープレコーダーを持参した鉄道ファンが多数駆けつけました。前後に花飾りをつけた老電車は武蔵中原駅を出発すると、立川~川崎を1往復し、沿線住民や鉄道ファンに最後の挨拶をしつつその務めを終えました。国鉄関係者らは「やはり寂しい気がします」とシンミリしていたそうです。
当時はチョコレート色の電車以外にも、中央線(オレンジ色)、総武線(黄色)、京浜東北線(青色)と各メジャー路線のお古電車がカラフルに混在していた南武線ですが、この日から2年後をメドに総武線のお下がりを利用した黄色い電車に統一されることとなりました。
参照 : 昭和53年8月1日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ ブルーインパルスが五輪マークのリハーサル(1964年)
・ 上野動物園で「模様のないキリン」がお目見え(1967年)
・ 国鉄・山手線が冷房車を導入(1970年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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