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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/08/10

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【今日は何の日?】8月10日=皇居前の和気清麻呂像が地下鉄工事のため一時お引越し(1963年)/ 雑学ネタ帳

08月10日(和気清麻呂像).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

62年前の1963(昭和38)年。皇紀2600年を記念して40(昭和15)年に皇居前のお堀ばたに建立された和気清麻呂像(高さ4m20cm、重さ2トン)が営団地下鉄5号線(現・東京メトロ東西線)工事のために500mほど南にあるパレスホテル前へと一時、お引越しすることとなりました。

和気清麻呂(わけのきよまろ)は奈良時代から平安時代初期に活躍。道鏡の野望を打ち砕き、皇統を護った忠臣として知られ、高齢者の皆さんには1890(明治23)年から戦後の46(昭和21)年まで、半世紀以上にわたり10円紙幣の顔であり続けたことでも知られています。

この日、皇居の大手門平川門の間のお堀には赤銅色の合計1,600本ものシートパイルが次々と打ち込まれ、オレンジ色のクレーンが待機。地下鉄の5号線のコースは圧縮空気を使用し、お堀の底深くトンネルを埋め込み、2か所の石垣(重要文化財)を突き抜けて、パレスホテル下をカーブしつつ大手町駅方面へと向かうものでした。

そんな1,600本ものシートパイルの行列の北側の突き当たりにあるのが清麻呂像だったのです。

当初はロープで引っ張るという案が出ていましたが、内堀通りの交通量の激しさから却下。千代田区土木課では結局、石の台座を解体してからクレーンでトレーラーに積み込む方法を採用。パレスホテル前に着くのは9月末を予定しています。

地下鉄東西線の開通(※竹橋~大手町間の開通は66年10月)後は、また再び、元の位置へと戻される予定。千代田区土木課では往復の引っ越し費用を約600万円と見積もっています。

 参照 : 昭和38年8月7日付の読売新聞朝刊

                文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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