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【今日は何の日?】9月7日=三島由紀夫がキックボクシングのジャッジを務める(1968年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
57年前の1968(昭和43)年。作家の三島由紀夫さん(当時43歳)がなんと、テレビ番組の企画で2年前に日本国内で本格的に誕生した新興格闘技「キックボクシング」の試合でジャッジ(採点)を務めました。
そのテレビ番組は、この年5月に日本テレビで放送スタートした『木島則夫ハプニングショー』(毎週土曜夜10時30分~)。「生放送」と「台本なし」をモットーとした、ハプニングありきの、かなり過激かつスリリングな番組だったようです。
初回にはヒッピーやフーテン族がたむろする新宿コマ劇場前(現在の「トー横」と呼ばれるあたり)に若者を集めては司会者と討論させ、ついには5,000人を超える若者たちが詰めかけ収拾がつかなくなり警察が介入する大騒動に。6月の放送では大阪・桜宮の河原に100人ものホームレスを集めての生中継と、現在では到底考えられない内容の番組を放送。番組はわずか5か月で終了しました。
この日は今東光和尚や山口淑子(李香蘭)さん、野末陳平さんらをゲストに、人気が高まりつつあるキックボクシングに焦点をあてた特集。後楽園での試合にて『ひょっこりひょうたん島』のドン・ガバチョの声でもおなじみのタレント・藤村有弘さん(当時34歳)が独特の声と口調でリングアナを務め、武道や格闘技に造詣が深く、すぐそばの後楽園ジムにてボディビルに傾倒していた三島さんがリング下でジャッジを務めることに。
2年後(70年11月)に、自衛隊市ヶ谷駐屯地に乱入し、衝撃の割腹自殺を遂げることになる三島さんですが、そのあまりのインパクトから、後世に伝わる写真や映像は、軍服姿で決死の表情とともに自衛隊員に檄を飛ばしている姿ばかりという傾向にあります。
こういったユニークなタレント活動時の写真や映像がもっと流通すれば、現代人が抱く三島さんのイメージも多角的なモノへと変わることでしょう。
参照 : 昭和43年9月6日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ フジテレビが初のカラーレギュラー番組を放送(1964年)
・ 学研の「6年の科学」付録で中学生が感電死(1967年)
・ 新築の留置場、第1号の収容者はナント...仙台(1974年)
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