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【今日は何の日?】9月17日=走行中の阪急電車が突如火を吹き、乗客パニック・高槻市(1968年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
57年前の1968(昭和43)年。朝7時30分ごろ、阪急電鉄京都線の天神橋発河原町行きの普通電車(3両編成)が、大阪・高槻市桜ケ丘北町の女瀬川(にょせがわ)鉄橋を渡り切ったところで突如、最後部車両の床下から火を吹き出し、煙が車内へと吹き込みました。
電車は急停車。朝のラッシュ時で満員の車内は女性の悲鳴や、窓を開けていち早く外へと飛び出そうとする人で大騒ぎに。ドアのそばにいた乗客が非常コックを引き、ドアを開けると最後部の乗客300人が先を争って折り重なるように線路上へと飛び降り、下敷きになったり、そのまま線路から約2m下の田んぼに転がり落ちるなどして大混乱。不幸中の幸いで死者などは出ず、4人が1~2週間のケガを負うのみに留まりました。
このパニック中に、運転手男性(25歳)が約500mを走って、近づいてきた反対線路の下り急行電車をストップさせます。また火を吹いた電車の後から来た上りの急行電車もATS(自動列車停止装置)が働き、約300m後ろでストップしたため、不幸の連鎖となるダブル事故は防がれました。
そして火は車掌男性(22歳)が車内備え付けの消化器と、下りの急行電車の消化器を使用して消し止めました。
阪急電鉄で原因を調べたところ、出火の原因は床下中央に取りつけたモーターが故障して火を吹いたものと判明。火を吹いた電車は 1927(昭和2)年製造の旧型車でしたが、阪急側では「整備は行き届いており、故障もなくて(9月)16日夜も点検した」と言っていたそうです。
参照 : 昭和43年9月17日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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