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【今日は何の日?】9月19日=英ロンドンで日本のレスラーが英国柔道家と柔道対決!(1960年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
65年前の1960(昭和35)年。ローマ五輪(8月25日~9月11日)からの帰途、英国ロンドンに立ち寄ったレスリングの日本代表チーム(北野祐秀監督)が英国の柔道チームと柔道対決を行いました。
4年後(64年)の東京五輪で初めて正式種目に採用されることとなり、世界中から柔道への注目が集まっていた時代です。とはいっても現在のように手軽に映像や入門書が手に入る時代ではなく、日本人を見れば柔道に関する質問、あるいは指南を願い出る外国人が多かったそうです。
ロンドンに立ち寄った日本代表チームは、市内のグラナダ劇場にて英国柔道協会主催で行われる柔道大会に招待されます。そこで半ば飛び入りも同然に英国選抜チームと柔道対決を行う運びとなった模様です。
サービス精神旺盛な日本代表チームはローマでの疲れもなんのその。本職であるレスリングの模範試合をはじめ、日本の相撲まで紹介。そして英国の柔道選手有志を相手に、ロンドンでは初にして前代未聞となる「日英対抗相撲試合」を行い、ロンドンの観客を大いに喜ばせました。
そして肝心の親善柔道試合では、英国側の各団体から選抜された有段者たちを相手に対抗戦。柔道の稽古量も豊富な英国チームの猛者たちは予想外に手強く、引き分けも入れて5.5対4.5のスコアでレスリング日本代表チームは敗れてしまいました。
日本代表チームの北野監督は「英国選手たちは良い日本人の先生について真剣に稽古を積んでいるようで、レスリングの余技に柔道をやっている我々初段クラスでは手に余った。しかしこれで柔道普及の役に立てば本望だ」と語っていたそうです。
大忙しの日本代表チーム一行は、9月21日にロンドンを出発し、コペンハーゲン(デンマーク)経由で、9月27日に日本に帰国。海外渡航自体が珍しい時代とはいえ、昔のオリンピック選手の帰国路は現在では考えられないほどのんびりしていたことがわかりますね。
参照 : 昭和35年9月21日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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