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【今日は何の日?】9月24日=横浜の米軍基地で大規模火災~12人死亡(1965年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
ちょうど60年前の1965(昭和40)年。深夜未明、横浜市戸塚区瀬谷町(現・瀬谷区)の在日米海軍上瀬谷保安部隊(隊長=ジェームス・W・パーソン大佐)内で火事が起こりました。米海軍横須賀基地司令部の発表によりますと、米軍関係者10人が死亡、2人が行方不明(※のちに死亡と判明)になったほか、14人がケガをしました。
同基地は大部分が地下に潜っており、これまでも日本側には一切公開はされず、秘密のベールに隠されていたため、事故の詳細は不明。神奈川県渉外部の推測によると、犠牲者は地下で勤務中、煙に巻かれたのではないか?とされています。
この施設はもともと旧日本軍の通信基地。終戦直後(45年)、直ちに米軍に接収されましたが47(昭和22)年に接収解除。しかし51(昭和26)年に米海軍により再接収され、以降は日本人が立ち入りできない米軍基地として機能していたのです。米軍の通信施設は北海道・千歳、広島・呉を含めて3施設ありますが、総面積235万9,500平方mを誇る上瀬谷部隊は最大規模の受信専門施設となります。基地内はアンテナ受信、管理、住宅、兵舎の4部門に分かれてします。
火は深夜2時30分ごろに同基地南端のコミュニケーションビルから出火。米海軍消防隊、横浜市消防局などから消防車が出動しましたが、木造2階建ての受信部974平方m、鉄骨亜鉛ぶきのかまぼこ型兵舎72平方mを全焼し、朝5時20分ごろにようやく鎮火しました。
この火事により同基地内の米海軍将校1人、海軍兵7人、海兵隊員2人が焼死体で発見され、行方不明だった2人も死亡が確認。14人が軽傷。ほかにも同基地の日本人消防士1人が軽傷を負いました。
同基地では調査委員会を設置して原因を調べていますが、燃えたのは「施設番号25」となっており、これは地下壕でかなり深い位置にあるため、煙が立ち込め消火活動が難航。死亡者は地下壕にいたため煙に巻かれたものと見られます。
一方で横浜市消防局の話によると、出火間もない深夜2時30分ごろに付近の民間人から同局へ火災通報があり、出動しようとしたところ、基地側からは「下火になったので必要ない」と出動を断られたそうです。ところが4時30分ごろ、今度は基地側から再び燃え上がったので出動してほしいと応援要請があり、戸塚消防署などが駆けつけましたが、すでに手遅れだったそうです。
そんな日米の国境、高い壁が存在し続けた基地ですが、2015(平成27)年6月に施設を含めた土地全体が日本へと返還。広大な跡地では2027年3月から9月まで、国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」が開催予定。EXPO終了後には大型テーマパークの建設が浮上しています。
参照 : 昭和40年9月24日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 国鉄が「みどりの窓口」を開設(1965年)
・ 深川の木材店でサソリが見つかる(1966年)
・ 東京・江戸川区の小学校が「ペダル式うがい器」を設置(1969年)
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