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【今日は何の日?】9月26日=プロレスの覆面玩具で中学生がショック死・新発田市(1970年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
55年前の1970(昭和45)年。夕方5時ごろ、新潟・新発田市内に住む中学1年生の少年(13歳)が、自宅の勉強部屋でイスに座ったまま亡くなっているのを家族が発見しました。
新潟県警新発田署が調べたところ、少年はゴム製おもちゃのプロレスの覆面を被っており、口や鼻がふさがれ、急に呼吸ができなくなってしまったことで心臓マヒを起こし、ショック死したものと判明。
家族の話によると、少年はテレビのプロレス中継やプロレス漫画の大ファン。約1か月前に通信販売にて、このおもちゃの覆面を購入したそうです。販売元などは不明...。
実際のプロレスラーが被っている覆面は、視界や呼吸を確保するために、目や鼻、口元を開けることが最優先の必須事項。使用される生地も、通気性や伸縮性の高いラメ地やサテン地、ジャージ生地などが使用されていますが、このおもちゃの覆面は通気性がほぼゼロで、伸縮性にも乏しいゴム製だったことが不運でした。
ゴム製の覆面は外れにくいように、顔をしめつけるようにして被ることになりますが、被っているうちに目や鼻、口の穴部分がズレてきてしまうことがあり、鼻や口をふさいでしまうという事故が起きやすかったのです。
新発田市内でこの手の覆面おもちゃを売っている店はなく、子どもが読む本や雑誌の中に、この種の通信販売の広告が多いことから、新発田署では学校に警告する一方で、販売元や製造元を調べています。
当時、劇画やアニメで大人気だった『タイガーマスク』の影響、そして翌年(71年)に初来日するミル・マスカラスさん(メキシコ)の人気、そのファッション性の高い覆面により、覆面レスラーのイメージは大きく覆されることとなりますが、それまで覆面レスラーは「悪役」の記号でもありました。いわば銀行強盗が顔を隠すために被る紙袋やパンストなどと同じ感じだったのです。
それでも、被るだけで一瞬にして非日常のキャラクターへと変身できる覆面の人気は高く、新発田署の調べによると新潟県内でもプロレス用の覆面が大流行。中学生や小学生の男子を中心に、覆面をかぶってプロレスごっこに興じる子どもが多かったそうです。
参照 : 昭和45年9月29日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 福岡市動物園でチンパンジー、黒クマ、ヒョウが三つ巴の乱闘(1953年)
・ 小田急SE車が時速143kmの世界新記録を達成・辻堂(1957年)
・ 盗んだダイヤをガラス玉とカン違いした泥棒が逮捕(1960年)
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