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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/10/14

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【今日は何の日?】10月14日=ビル9階からビールの大ジョッキが落下し、男性重体・有楽町(1961年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

64年前の1961(昭和36)年。夜8時40分ごろ、東京・千代田区有楽町2丁目ニユートーキヨー(ニュートーキョー)ビル横の道路を歩いていた会社員男性(31歳=埼玉・川口市在住)が、同ビル9階の中華料理店宴会場(高さ25m)の窓から、酔った客が放り投げたと見られるビール用の大ジョッキ(1.5リットル入り=450グラム)が頭部にぶつかるという事故に遭いました。

近くの病院に搬送された男性は頭部打撲裂傷の重体。また、そばにいた女性(21歳=新宿区在住)も、割れたジョッキの破片で顔や右腕などに軽傷を負いました。

警視庁丸の内署の調べによると、9階中華料理店の道路に面した窓は通常、閉め切られていますが、酔っぱらった客が勝手に開けてしまい、約10人の宴会グループのうち1人が、大ジョッキを窓の外へと放り投げてしまったものと見ています。

ニユートーキヨーの責任者は「係の者にはいつも窓を閉めるように言ってあるが、お客さんが酔った勢いで開けたのだろう。○○さん(※被害者男性の名前)には迷惑をかけたので、店としてできるだけの補償をしたいと思っている」と語っていたそうです。

後日、丸の内署の調査で、問題の窓は当日の暑さと館内に充満していたタバコの煙対策で従業員が開けたものと判明。また落下した大ジョッキは当日、宴会場にいた青果商の店員男性(28歳=足立区在住)が、窓枠に置いたものが倒れて落ちたものでした。

男性は慰労会の最中で仲間の店員ともどもかなり酔っており、ビールが残っていた大ジョッキを同僚にすすめたところ断られてしまったため、すぐそばの窓枠に置いてしまったそうです。その窓枠が狭く、安定を失ったジョッキが落下してしまったとか。男性は近く、過失傷害の疑いで書類送検されることとなりました。

 参照 : 昭和36年10月15日付の毎日新聞朝刊、同10月18日付の毎日新聞夕刊 

                           文 / 高木圭介

●この日に起きた他の出来事

国鉄山手線が馬と衝突してストップ(1959年) 
立花証券が社員8組の合同結婚式開催(1961年) 
女優・和泉雅子が蒲田駅そばで踏切番(1962年) 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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