#10月15日#ポリバケツ#ワニ#ワニのお散歩#中央区#今日は何の日?#問屋街#日本橋堀留町#昭和37年#東京水族館#東京都#落とし物#警視庁中央署
【今日は何の日?】10月15日=東京・日本橋の路上をワニがお散歩(1962年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
63年前の1962(昭和37)年。午前10時20分ごろ、東京・中央区日本橋堀留町2丁目の問屋街の歩道を、長さ50cm超くらい、黒っぽい色をしたワニがクネクネと這ったり歩いているのを、たまたまスクーターで通りかかった男性(29歳=同区久松町在住)が発見しました。
男性は恐々ながら車を拭く布でワニの首根っこをつかんで捕獲。ポリエチレン製のバケツへと入れて、正午過ぎに警視庁中央署へと届け出ました。
この時点でワニがどこから来たのか?など不明点ばかりでしたが、ワニは手を出すと歯をムキ出しにして噛みつこうとし、尻尾を動かして暴れだすなど元気一杯。同署ではワニはどこかへと運び出される途中で"落とし物"になったと推理。とりあえずは熱帯魚やワニの輸入元である東京水族館(中央区江戸橋1丁目)へと預けることを計画していました。
夕方になって早くも中央署に落とし主が現れます。落とし主は墨田区菊川町在住の男性で、大の熱帯魚マニア。このワニは2年前、まだ小指程度の大きさだった頃から育て続け、マグロのトロを食べさせ続けて、この大きさまで育てたのだとか。
この日は堀留町に住む友人から「飼っているワニを見せてくれ」と頼まれ、朝から自転車の荷台にワニを入れた段ボール箱を乗せて出かけましたが、途中、銀行に立ち寄った際に、窒息しては可哀想だと段ボールを覆っていたビニールを緩めておいたところ、まんまと食い破られて逃げられてしまった次第でした。
参照 : 昭和37年10月15日付の読売新聞夕刊、10月16日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 四谷の芸者衆が国鉄・四ツ谷駅の改札係を務める(1952年)
・ 美談!警視庁が無実のタクシー運転手を手配 → 捕獲(1959年)
・ アントニオ猪木が初勝利を飾る(1960年)
※SmartNewsなどのメディアでご覧の方は、「オリジナルサイトで読む」をクリックすると、この日に起きた他の出来事も表示されます。
SNSシェア










介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。