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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/10/17

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【今日は何の日?】10月17日=松竹新喜劇復帰の藤山寛美が記者会見・心斎橋(1966年)/ 雑学ネタ帳

10月17日(藤山寛美).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

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59年前の1966(昭和41)年。上方喜劇を代表する「阿呆」として知られた喜劇人・藤山寛美さん当時37歳)が、11月の大阪・中座公演より松竹新喜劇に復帰するにあたり、大阪・心斎橋日立ホール記者会見を行いました。

すでに関西を代表する喜劇人であった寛美さんですが、私生活も昭和の芸人らしく破天荒かつ豪快な金遣いで知られていました。この年、当時の金額で1億6,000万円もの負債を抱えて、ついに自己破産してしまったのです。

所属の松竹松竹芸能からは契約解除を通告され、師匠である渋谷天外さん(2代目)からも事実上の破門扱いとなり、7か月間にわたり松竹新喜劇を離れることとなったのです。

ところが笑いの天才・寛美さんを欠いた松竹新喜劇の舞台は客足が伸びず、そんな中で渋谷天外さんが脳出血に倒れるなど松竹は苦難続き。ついには松竹が寛美さんの負債を立て替えつつ、寛美さんの松竹復帰を促す形となったのです。

寛美さんは松竹の香取常務取締役立ち合いのもと、普段の舞台とは打って変わった神妙な表情で記者会見に出席。「松竹では"復帰"と言っているが、ぼくは新加入のつもり。正直いってこの7か月間、(松竹)新喜劇のお客さんと、天外オヤジのもとへ、一日も早く帰りたい気持ちでいっぱいでした。やっぱり新喜劇の藤山であって、劇団を離れては一文の価値もない男。これも今度のことでよくわかった」と語っていました。

 参照 : 昭和41年10月19日の読売新聞夕刊

                      文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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