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【今日は何の日?】10月19日=メガネグマが日本初公開される・上野動物園(1959年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
66年前の1959(昭和34)年。南米はアンデス山脈付近に住むメガネグマ2頭が来日し、この日より東京・上野動物園の猛獣舎にて日本初公開されました。
クマ科において唯一、南半球に分布するメガネグマはエクアドル、コロンビア、ペルー、ベネズエラの西部、ボリビアなどに生息。このたび上野動物園にやってきた2頭は、ペルーから45万円で買い入れたものでした。
月の輪グマだと首にある薄茶色の輪が、両目のあたりまで延びている模様が、ちょうどメガネをかけているように見えるため、「メガネグマ」という名がつけられました。
上野動物園で育てられるオスとメスの2頭は、いずれも生後半年ほどの赤ちゃんグマ。初公開となったこの日は、身体をピッタリとくっつけ合っては、次々と目の前に現れる見知らぬ国のお客さんをキョロキョロと見回していたそうです。
2頭は現在、同じく上野にある国立科学博物館にて、それぞれはく製、骨格標本として収蔵されています。
参照 : 昭和34年10月20日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 国産テレビ映画で初の巨大怪獣が登場!(1958年)
・ 国鉄横浜線の運転士が運転中に意識を失う・矢部駅(1966年)
・ 映画に出演する猫のオーディションが開催(1980年)
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