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【今日は何の日?】10月21日=上野公園入口に交通安全ロボットがお目見え(1967年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
58年前の1967(昭和42)年。東京・上野公園の山下口中央に、身長約4mもある巨大で銀色のロボットが出現。手や首をガックンガックンと動かしつつ「横断歩道ヲ、正シク渡リマショウ」」「信号ハ、チャント守ッテクダサイ」などと交通安全を呼びかけつつ、上野駅前を通行する人たちの注目を集めました。
このロボットは翌日(10月22日)からスタートする秋の交通安全運動の一環として、警視庁上野署が制作したもの。石井一雄・交通課長の発案により、古自転車のチェーンや洗濯機のモーターなど、材料のほとんどに廃品が活用されています。
機械いじりが好きな署員2名が約1か月がかりで制作。当時のロボットのイメージがそのまま立体化されたようなボディはベニヤ板を利用した"ハリボテ"で、内部にはテープレコーダーが仕込まれており、音声にて交通安全を訴えるというスグレモノです。
上野署では前年秋にも、同じくハリボテで「西郷さん像」を作り、署の前に設置したところ、西郷さんのご利益なのか? 署の前を通る浅草通りで死亡事故がグッと減るという実績があり、今年の顔となったロボット君にも西郷さんに負けじと、交通安全効果アップに期待が高まっていたそうです。
参照 : 昭和42年10月22日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 議員会館に風変わりな葬儀案内状(1974年)
・ アラカンこと嵐寛寿郎が死去(1980年)
・ ポルノでウニを釣っていた密猟者が摘発・根室市(1980年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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