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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/10/24

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【今日は何の日?】10月24日=TVアニメ『ルパン三世』が放送スタート(1971年)/ 雑学ネタ帳

10月24日(ルパン三世).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

54年前の1971(昭和46)年。現在もなお絶大な人気と知名度を誇る『ルパン三世』(モンキー・パンチ作)初のアニメシリーズ日本テレビ系で放送スタートしました。

まだ「TVアニメ=子ども向け」が当然だったこの時代、アダルトな青年誌(週刊漫画アクション)に連載されていたルパン三世のアニメ化はかなりの冒険でした。現在ならば深夜帯に放送されていたと思われる内容ですが、この時代は堂々、日曜夜7時30分からの放送だったのです。

今となっては、ルパンの生業(泥棒)や世界観、キャラクター設定等々は説明不要でしょうが、この日に放送された記念すべき第1話「ルパンは燃えているか・・・・⁈」は、原作漫画を読んでいない子どもの視聴者を完全に置いてけぼりにしたような内容。カーレースに出場したルパンが途中で影武者の次元大介と入れ替わりつつ、悪のシンジケート・スコーピオンと戦うといった内容。泥棒要素はかなり薄く、セクシーでグラマーな美女・峰不二子は敵か味方か分からないままミステリアスな余韻を残しました。

非常に世界観が把握しづらい内容で、世界観やキャラクター説明に比重を置くことが重要視される第1話として、かなり異色な内容だったのです。原作を知らない子どもたちは第1話の視聴後、ちょっとHなカーレース物か、ルパンとスコーピオンの抗争物とカン違いをしてしまいがちでした。

銭形警部のみが「ルパンを捕まえる」という、今も変わらぬ使命に燃えている設定が明確に提示。ちなみにもう一人の仲間・石川五ェ門(五右衛門)は第5話からの登場となり、全23話中で半数以上となる12エピソードにおいて未登場でした。

週1視聴で置いてけぼりにされた子どもたちは食いつかず、視聴率的にも大苦戦。番組はわずか半年で終了したのでした。その後、繰り返された再放送で毎日視聴することによって、ルパンの独特な世界観や魅力が理解、浸透するに至り人気が大爆発。77(昭和52)年からの新シリーズによって、現在の人気へとつながっていくのでした。

日本テレビではこの日の朝刊に「10月24日 スターが二人誕生。その名は草刈正雄とルパン三世」というコピーとともに、夜7時から放送のバラエティ番組『サンデー ヒットパレード』と、夜7時30分から放送のルパン三世の番宣広告を合わせて大々的に掲載しています。

和田アキ子さん大石悟郎さんとともに司会を務めた草刈正雄さん当時19歳)はこの番組にて本格的にテレビデビュー。ことテレビ番組においてルパン三世と同日デビューということになります。

ちなみに広告の中で草刈さんのキャッチコピーは「草原を馳せぬける さわやかな野性!」で、ルパン三世のキャッチコピーは「クールな奴(ガイ)のハードなマンガ!」でした。54年前の豆知識。

 参照 : 昭和46年10月24日付の読売新聞朝刊

                       文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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