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【今日は何の日?】10月27日=本物のボンドカーが日本初上陸・横浜港(1965年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
ちょうど60年前の1965(昭和40)年。映画007シリーズで英国の秘密諜報部員、ジェームズ・ボンドが駆る本物のボンドカー「アストンマーチンDB5型」がこの日の朝、横浜に入港した英国貨物船・アラフラ号(8,778トン)で運ばれ、日本初上陸しました。
ボンドカーとはいっても、63(昭和38)年6月に日本公開されたシリーズ第1作『007は殺しの番号(ドクター・ノオ)』で使用されたサンビーム・アルパインは特別装備などはない、ごく普通のスポーツカー。第2作『007/危機一発(ロシアより愛をこめて)』(日本公開は64年4月)で使用されたベントレー・マークⅣも、自動車電話が搭載されているという程度でした。
ところがこの年4月に日本公開された第3作『007/ゴールドフィンガー』で使用されたアストンマーチンDB5型(写真)からは、機関銃が装備され、後部トランクから防弾板が飛び出したり、助手席が飛び上がったり、ナンバープレートが自在に替えられたりなど数々の特殊ギミックが満載に。このあたりから映画ファンも「ボンドカー」という存在を意識するようになり、この年12月に日本公開が決まった第4作『007/サンダーボール作戦』でも、同じくアストンマーチンDB5型が使用されたことで、この車がボンドカーの代名詞となったのでした。
映画の宣伝と、「ボンドルック」なるファッションを売り出したい繊維メーカーがコラボしつつ、米国の映画会社から実際に映画の撮影で使用された本物のボンドカーをレンタルする運びとなったのでした。話題性抜群のボンドカーは1週間ほど都内のデパートに展示され、多くのファンを集めたそうです。
ちなみに日本が舞台となった第5作『007は二度死ぬ』(日本公開は67年6月)では、初めて国産のトヨタ2000GTがボンドカーに採用され、これも大きな話題となりました。
参照 : 昭和40年10月27日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
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