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【今日は何の日?】10月28日=浪速のシンボル・通天閣(2代目)が開業(1956年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
69年前の1956(昭和31)年。昔も今も「浪速のシンボル」である大阪・新世界の通天閣(2代目)が完成。この日に馬場元治建設大臣出席のもと、開通式が行われました。
通天閣は高さ100m(※避雷針は含めず)。当時、日本一の高さを誇っていた名古屋テレビ塔(180m=54年6月に完成)や、翌年完成のさっぽろテレビ塔(144m=57年7月完成)、翌々年完成となる東京タワー(333m=58年12月完成)を手がけた"塔博士"こと内藤多仲(ないとう・たちゅう)さんの設計となります。
1912(明治45)年に完成した初代の通天閣(約75m)はパリの凱旋門にエッフェル塔の上半分をのせたようなユニークなデザインで親しまれてきましたが、43(昭和18)年に戦時下における鉄材供出のため解体、撤去されて姿を消しました。戦後になって再建プランが浮上するも、跡地にはすでに民家が立ち並んでおり、ほど近い場所にある公園に約12年ぶりに再建されることとなったのです。
総工費は約3億円。再建にあたり55(昭和30)年に設立された通天閣観光株式会社の株主426人の半数以上が、地元商店街の人々という点が、新生通天閣の自慢でありつつ、地元に密着し、愛され続ける「強味」ともなっていました。
同社は2024(令和6)年に南海電鉄が本企業株式の70%を取得し子会社化したことで、南海グループ入りしています。
参照 : 昭和31年10月29日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 大学生がプロレスの場外乱闘に巻き込まれて重傷(1965年)
・ 林家木久蔵が実験寄席を開催(1966年)
・ ピート・ローズが西武ライオンズ入団を否定(1978年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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