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生活・スタイル マネー 2021/02/26

#マネー#REIT#初心者#投資#斉藤勇#不動産投資

少額から始められる「不動産投資」は、忙しい介護職におすすめ

文:斉藤 勇 ファイナンシャルプランナー/宅地建物取引士 money_20210226_1_01.jpg

初心者の不動産投資は、低額で値動きを楽しみながら

不動産投資というと、真っ先にワンルームマンションへの投資や、アパート・マンションの賃貸経営などを思い浮かべてしまうかもしれません。いずれも高額な資金が必要になることから、「不動産投資はかなり敷居が高い!」と感じてしまうことでしょう。
しかし、不動産投資にもさまざまな種類があり、数千円から始められるものもあります。そこで今回は、少額から低リスクで始められる不動産投資を3種類ご紹介します。

1万円から始められる、投資信託を利用した不動産投資

投資信託とは、「たくさんの投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」のこと。たくさんの種類がありますが、その中から不動産に投資をしている銘柄を探して購入すれば、少額で不動産投資を始められます。

投資信託を購入できるのは、証券会社や銀行などの金融機関です。価格は「基準価格」と呼ばれ、多くの投資信託が1口1万円前後で販売されており、1口単位で購入できます。
基準価格は運用結果により変動するため、値上がりが期待できそうな銘柄や、安定的に分配金が支払われている銘柄を中心にチェックするといいでしょう。

なお、不動産に投資をしている投資信託には、日本の不動産に投資する銘柄だけでなく、海外の不動産に投資をする銘柄もあります。慣れてきたら、気になっているエリアなど、世界各地の不動産に投資をしてみるといいかもしれませんね。

1口の価格が2万円から70万円までさまざま。J-REITを利用した不動産投資

REIT(リート)は「Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)」の略称で、投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、流通施設、マンションなどの不動産を購入し、それらの賃貸収入や売買益を投資家に分配する金融商品です。
REITはアメリカで生まれ、日本で取引できるようになったのは2001年9月から。日本(Japan)の頭文字「J」をつけて、「J-REIT」と呼ばれています。J-REITへの投資で目指すのは、運用収益に応じて支払われる分配金と、値上がりした際に得られる売却益です。

J-REITは法律上、投資信託の仲間になりますが、一般的な投資信託と異なるのは、J-REITが株式などと同様に証券取引所に上場されていることです。そのため、J-REITの取引(購入や売却)をする場合には、証券会社などで口座を開設しなければなりません。

J-REITにはさまざまな種類があり、オフィスビルや住居、商業施設、物流施設、ホテル、ヘルスケア施設など、特定の不動産に特化して投資をしている「特化型リート」や、オフィスビルと商業施設などのように、複数の不動産を組み合わせて投資をしている「複合型リート・総合型リート」などがあります。また、J-REITの仕組みを利用して、太陽光発電所などのインフラ施設に投資をしているインフラファンドも上場されています。

J-REITとインフラファンドは合わせて、約70銘柄が上場されています。投資は1口単位で行い、高いものでは「8976 大和証券オフィス投資法人」のように1口当たりの価格が70万円(※)近い銘柄もあれば、「3298 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人」のように1口当たりの価格が2万円未満(※)の銘柄もあります。

J-REITに投資をする際には、ご自身の運用資金に合わせて「東京だけでなく、地方の中核都市にも投資している銘柄にしよう」「介護職として働いているから、ヘルスケア施設に投資しているリートにしよう」「オフィスの空室率が高いから、オフィスビルに投資をしているリートはやめよう」など、興味のある施設やエリアに投資をしている銘柄に注目するといいでしょう。

※情報は令和3年2月時点のものです。

資金2,000円~2万円程で世界に投資。ETFを利用した不動産投資

ETFは「Exchange Traded Funds(上場投資信託)」の略で、例えば日経平均株価など、特定の指数の動きに連動して運用されている金融商品のこと。東京証券取引所などの取引所に上場されているため、株式やJ-REIT同様に、証券会社に口座を開設して取引をします。ETFの投資で目指すのは、運用収益に応じて支払われる分配金と、値上がりした際に得られる売却益です。

ETFを利用して不動産投資をする場合には、一般的に東証などのREIT全体の値動きを示す「REIT指数」に連動して運用されているETFに投資をします。令和3年2月現在、東証で国内外のREITで運用されているETFは20本(※)で、1株当たりの価格や、売買単位は銘柄によって異なります。

例えば、「1343 NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(管理会社 野村アセットマネジメント)」の場合、1株当たりの価格が約2000円(※)、売買単位が10株からなので、約2万円で投資ができます。
さらに少額で投資ができるのは、1株から投資ができる「1476 iシェアーズ・コアJリート ETF(管理会社 ブラックロック・ジャパン)」や「2552 上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)(管理会社 日興アセットマネジメント)」などで、いずれも2000円(※)くらいから投資できます。

また、ETFには海外のREIT指数に連動している銘柄もあります。例えば、「1555 上場インデックスファンド豪州リート(管理会社 日興アセットマネジメント)」はオーストラリアのREIT指数に連動して運用され、1株当たりの価格が約1500円(※)、売買単位が10口からなので、2万円以下で投資できます。
また、「1659 iシェアーズ 米国リート ETF(管理会社 ブラックロック・ジャパン)」はアメリカのREIT指数に連動して運用され、1株当たりの価格が約2000円(※)、売買単位が1口からなので、2000円前後で投資できます。

海外のREIT指数に連動したETFは、日本のREIT指数と違う値動きをします。そのため、海外の不動産市場の動きをチェックしたり、分配金がどれくらい受け取れるのかを参考にしたりして、タイミングを見計らって投資をするといいでしょう。

※情報は令和3年2月時点のものです。

今回は、少額で始められる不動産投資についてご紹介しました。投資する際には身近な不動産や気になっているエリアに投資をしている銘柄を探し、無理のないところから始めてみてはいかがでしょうか。

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プロフィール

斉藤 勇

ファイナンシャルプランナー/宅地建物取引士

オフィスISC代表。保険や貯蓄、住宅ローンなど、お金にまつわる疑問や悩みごとの相談に応じている。不動産取引では不動産投資を通じて得た豊富な取引経験をもとに、売り手と買い手、貸し手と借り手、それぞれの立場でアドバイスを実施している。

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