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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/03/29

【今日は何の日?】3月29日=ドラマ『傷だらけの天使』が衝撃の最終回(1975年)/雑学ネタ帳

03月29日(傷だらけの天使).JPG

 舞台となったJR代々木駅前の代々木会館(2019年撮影)

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

47年前の1975(昭和50)年、土曜夜10時から放送されていたショーケンこと萩原健一さん主演のドラマ『傷だらけの天使』(日本テレビ系)が最終回を迎えました。

岸田今日子さんが演じる謎めいた女ボスによる綾部情報社に雇われ、毎度危険に巻き込まれることになるショーケンこと萩原さん(木暮修)とその子分・水谷豊さん(乾亨)による珍道中。貧乏で汚らしくもエネルギッシュな日常を描いたアウトローな探偵ドラマでした。

オサムはJR代々木駅前の雑居ビル(代々木会館)屋上にあるペントハウスに住んでおり、アキラもそこに年中出入り。最終回では風邪をこじらせたアキラが高熱のため息絶え、オサムはその亡骸にエロ雑誌からちぎったヌード写真をペタペタと貼り付けつつドラム缶風呂で入浴させて供養し、リヤカーで夢の島へと運び、ドラム缶ごと遺体を廃棄して逃げてくるという衝撃的な内容でした。

水谷さんは数年後に『熱中時代』の北野広大先生、現在は『相棒』の杉下右京と、その時代ごとに変幻自在のイメージを持っていますが、この時はチンピラ役を好演。兄貴分の萩原さんを「アニキ~」と追いかける姿はモノマネ芸の定番でした。

舞台となった雑居ビルは最終回で老朽化と耐震性の問題で取り壊しが決定。そのためにオサムはペントハウスの立ち退きを迫られるというお話でしたが、現実世界では44年後の2019年まで代々木会館は存在していました。19年に公開されたアニメ映画『天気の子』(新海誠監督)の舞台ともなり、最後に若い世代からも注目を集めていました。萩原さんが68歳で死去した19年の夏から解体工事が始まり、翌20年1月に完全に代々木駅前から姿を消しました。

このドラマは出演女優のヌードシーンが多いことも話題&問題となりましたが、後番組が、「再現フィルム」コーナーにて同じくヌードシーンの多さが話題&問題視された『テレビ三面記事 ウィークエンダー』だったことは、案外と忘れている人が多いかも知れません。

  

文・撮影 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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