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【今日は何の日?】6月11日=新潟県でネズミが作った「お札の城」が発見(1962年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
むか~しむかしとはいっても60年前の1962(昭和37)年のこと。新潟県北魚沼郡小出町(現・魚沼市)の納豆屋さんでの出来事です。
町道の拡張工事によって、納豆屋さんの家屋を動かしていたところ、居間の天井裏からボロボロとなった100円札(主に板垣退助)と1,000円札(主に聖徳太子)によって作られたネズミの巣が発見されました。
この納豆屋さんでは長年、1日の仕事が終わると、売上金を神棚へとあげることが習わしとなっており、この5~6年はそのお金が少しずつ減っていることがあり、「ドロボウの仕業かな?」ぐらいに思っていたそうな。
ネズミの巣の正体は、ネズミがせっせと神棚のうしろから運び出していたお札だったのです。ネズミはお札を嚙みちぎっては立派? な城を天井裏に築いていたのでした。
納豆屋さんから相談を受けた日銀新潟支店の調べによりますと、お城の建設に使われていたお札の内訳は、しめて4万5,800円也。
町道拡張により発覚した珍事に、「ネズミはやっぱり縁起がいいや」と町でももっぱらの評判になったそうです。めでたしめでたし。
参照 : 昭和37年6月12日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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