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【今日は何の日?】10月29日=国鉄中央線の荻窪~三鷹間が高架に(1967年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
55年前の1967(昭和42)年。それまで地上を走っていた国鉄(現・JR)中央線の荻窪駅から三鷹駅までの5.4km区間の高架複々線工事の半分が終了し、この日の早朝から電車が高架上を走行することになりました。
国鉄工事局では65(昭和40)年5月から工事を着工。72億5,700万円をかけて、ようやく完成に至りました。これまで木造駅だった西荻窪、吉祥寺の両駅には、それぞれ北側に新しい上下2線が入る高架駅ホームが完成し、現在でもおなじみの駅周辺の風景が形作られました。
それまで国鉄側の大きな悩みとなっていたのは同区間に大小18か所も存在した踏切の存在でした。都内を縦断する交通の要所でもある同地域では、電車が頻繁に走行する時間帯などに「開かずの踏切」と化してしまい、自家用車やトラックやバスが数珠つなぎとなり、それを強行突破するトラックなどによって、踏切の警棒が破壊されるなんて事故も多発。
また18か所の踏切の中には、警報機も警棒もない無人踏切が2か所も存在していたことから、子どもや酔っ払った大人が侵入してしまう事故なども珍しくはありませんでした。
中央線が高架化されることによって、それらが一気に解消。都内を縦断する道路もスムーズに走行できるようになったのです。
参照 : 昭和42年10月29日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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