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【今日は何の日?】10月30日=115歳の泉重千代さんが雲に乗る(1980年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
42年前の1980(昭和55)年。ギネス世界一の長寿者・泉重千代さん(当時115歳)が、居住する徳之島(鹿児島県大島郡伊仙町)から大阪まで、7年ぶり2度目となる空の旅を楽しみました。
泉さんは近畿鹿児島県人会などの招きによって来阪。この日の朝、泉さん宅では地元の人たちが盛大に壮行会を行い、泉さんは大島つむぎの羽織、はかま姿で伊仙町長が用意した車に乗って徳之島空港(写真)へ。午後4時5分発の東亜国内航空便に搭乗しました。
世界でも前例のない「115歳、空の旅」とあって、大阪行きには伊仙町長をはじめ、機内での添乗医を買って出た同島出身の徳田虎雄さん(徳洲会理事長)、看護師、家族ら15名ご一行となる旅行となりました。機中での泉さんは乗り降りしやすい最前列に座り、「ジェット機は速いなあ」とご機嫌だったそうです。
通常、徳之島~大阪間の行き来は、鹿児島空港にて接続という形になるため、いったん飛行機を降りて、別の飛行機へと乗り換える必要がありますが、東亜国内航空では「超高齢者の空の旅」として特別考慮し、同じ飛行機でそのまま大阪へと飛行できるように便宜。鹿児島空港で約30分の給油中も、泉さん一行らはそのまま機内で待機となり、また大阪へと飛び立ったそうです。
参照 : 昭和55年10月31日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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