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【今日は何の日?】11月8日=府中の東京競馬場が開場(1933年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
89年前の1933(昭和8)年。東京都府中市に東京競馬場が開場しました。それまで現在の目黒区にあった目黒競馬場を前身とし、手狭になった目黒競馬場に代わる都内の競馬場として現在もファンを集め続け、開場翌年(34年)の第3回日本ダービーから現在まで日本ダービーが開催され続けています。
戦前の府中市はまだかなりの郊外でした。そのため前身の目黒競馬場時代から3倍以上の総面積を誇る巨大な競馬場を建設することに成功。馬には厳しく、騎手にとっては腕の見せどころともなる通称「だんだら坂」は、高低差が2mもある府中名物となっています。
この名物コース用の山土を確保するために、東京競馬場の多摩川を挟んだ対岸側から大量の土を運び出し、さらには南武鉄道(現・JR南武線)沿いの山を丸ごと買い取ったなどの逸話も残されています。
現在は京王競馬場線の府中競馬場正門前駅やJR南武線や武蔵野線の府中本町駅が最寄り駅となっていますが、73年(昭和48)4月までは競馬場の西側に国鉄下河原線(※現在は廃線)の終着駅として東京競馬場駅が設置され、南武線の線路をくぐる地下道が競馬場へと続いていました。
この駅名は一時、「国鉄で最も長い駅名」となっており、クイズなどにもよく登場し、競馬ファン以外にも知られた存在でした。東京競馬場前駅の跡地は現在、矢崎町防災公園になっています。
文 / 高木圭介
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