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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/02/20

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【今日は何の日?】2月20日=お坊さんよりも力士になりたい家出少年が保護(1958年) / 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

65年前の1958(昭和33)年。「坊さんよりも相撲取りになりたい」と家出し、上京してきた栃木県の15歳少年(中学3年生)が深夜1時30分頃に東京・墨田区両国の春日野部屋前をウロウロしていたところ、警視庁本所署員によって保護されました。 

少年は栃木県芳賀郡芳賀町にあるお寺の養子でした。13歳の時に宇都宮市内の養護施設から養子としてお寺へと引き取られたものの、中学卒業を前に、お坊さんになることを嫌がり、当時の横綱・栃錦に憧れ、力士になろうと着替えの入った風呂敷包みと現金7,000円余也を手に上京してきたのです。

少年は「坊さんにはなりたくない。自慢じゃないが相撲には自信がある」とポツリ。しかし身長165センチ、56キロという体格のため、特別にスカウトでもされない限りは相撲部屋への入門は難しそうです。

困った本所署の係員が、少年の実家であるお寺に連絡を入れたところ、住職は少年のイタズラぶりに手を焼いている様子で、寺へは帰さず、再び養護施設へ戻してくれとのこと...。

仕方なく少年は墨田区内の児童相談所へと収容されることになりましたが、そこでも「相撲がダメならば、歌手になりたい」と夢を語っていたそうです。

この少年も生きていれば現在は80歳。その後、どんな人生を歩んだのか?気になりますね。
 
 参照 : 昭和33年2月20日付の毎日新聞夕刊 
 

  文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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