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【今日は何の日?】2月26日=新宿区が最新鋭機械「コピア」を導入(1958年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
65年前の1958(昭和33)年。東京・新宿区が戸籍謄本1枚が、わずか30秒で印刷できてしまう最新鋭機械「コピア」(陽画複写機)を買い入れ、区役所、支所、出張所など11か所に備え付けて、この日より使用し始めました。
丸星機化工業(現・キヤノンファインテックニスカ株式会社)製のコピアは1台18万円也。焼付、現像、乾燥が同時にできる優れモノで仕上がりも美しく、変造される心配もなく、誰にでも操作できるため、謄本の即時交付が可能となりました。
手書き作業による謄本作成は、慣れている職員でも1日に25枚程度が限度と言われていましたが、コピアを使用することで一気に1時間に120枚、1日に800枚もの複写が可能になったそうです。
4月から3年計画で戸籍の改正が行われることになり、戸籍係の負担が増大してしまうため、高性能のコピアを導入することで、年間11万枚にも及ぶ謄本製作を効率化することを狙い、新宿区が全国のトップを切って導入に踏み切ったそうです。
魔法のように素晴らしい機械「コピア」。ここまで読んでお気づきでしょうが、これは単なる初期型のコピー機です。職場でもコンビニでも、あるいはご自宅でも手軽にコピーが取れてしまう現在、当時の苦労を噛みしめつつ、有難い気持ちでコピー機を使用されることをオススメします。
参照 : 昭和33年2月27日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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