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【今日は何の日?】4月3日=王選手の父・仕福さんが40年ぶりに里帰り(1965年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
58年前の1965(昭和40)年。読売ジャイアンツの王貞治選手(現・福岡ソフトバンクホークス取締役会長)の父である王仕福さん(当時64歳)が、約40年ぶりに生まれ故郷に里帰りしました。
仕福さんは中華民国出身。1922(大正11年)に日本に渡ってきました。この年、すでに3年連続でホームラン王となり、息子が日本中から愛される人気者となっていることに対する「恩返し」として、戦時中に大陸にて戦死した日本兵の霊を慰めようと思い立ち、約40年ぶりとなる里帰りを決意したそうです。
上海、青田、南京、広州などを約50日間で回り、その間に温州府にある実家にも立ち寄り、両親の墓参りもする計画でした。
仕福さんは午前10時にノルウェーの貨物船「ヘリオス号」に乗り込んで横浜港を出港。夕方から後楽園球場にて南海ホークスとのオープン戦を控えた王選手も見送りにかけつけ、「私は故郷を知らないので、ぜひ近いうちに里帰りしたい。国の人によろしく」と仕福さんと握手。ついでに「嫁でも探してきてもらうかな...」と冗談を飛ばしつつ、真っ黒に日焼けした顔をほころばせていたそうです。
参照 : 昭和40年4月3日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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