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【今日は何の日?】4月28日=JALが8年ぶりにスチュワーデス制服を新調(1977年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
46年前の1977(昭和52)年。日本航空(JAL)がこの日、10月1日よりスチュワーデス(現・キャビンアテンダント=CA)の制服を8年ぶりに新調することを発表しました。
それまでのワンピースタイプの制服(半袖&長袖)は、大阪万博開催中だった70(昭和45)年7月に、ジャンボジェット機が国際線に初就航したタイミングで新調されたものでした。
スチュワーデスの制服は高度成長期には3~4年周期で新調されるのが恒例となっていましたが、石油ショックを引き金にJALは74年に赤字無配転落し制服新調どころではなくなっていました。
ライバルの全日空(ANA)が74年春、東亜国内航空(TDA)も75(昭和50)年に変更していたことが、JALの組合で取り沙汰されていたことも制服リニューアルを後押し。76(昭和51)年度には目標を少し上回る20億円ほどの黒字が見込まれたこともあり、ようやく8年ぶりのリニューアルに踏み切ったそうです。
紺の半袖ワンピースを基調とした新制服は前回と同じく森英恵さんのデザイン。世界各地で使えるよう、ボディシャツ、ブレザーコート、トレンチコートを組み合わせられる斬新なデザインとなっていました。
丸型のツバ付き帽子、3種類のスカーフ、赤いベルトなどがもろもろ新調され、それら一式の1人分はしめて18万8,000円也。これら2,600人分を用意したため、ざっと4億8,000万円のリニューアル費用がかかったそうです。
参照 : 昭和52年4月29日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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