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【今日は何の日?】5月19日=あのヒゲの代名詞~米俳優のロナルド・コールマンが死去(1958年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
65年前の1958(昭和33)年。戦前期に数々の映画に主演し、甘いマスクと魅惑の声、英国紳士を体現したかのような存在だった米俳優、ロナルド・コールマンが死去しました。享年67。
英国出身で、第一次世界大戦従軍後の1920(大正9)年に米国へと渡り、映画スターとして売り出したコールマンは『ゼンダ城の虜』(37年)、『失はれた地平線』(37年)、『放浪の王者』(38年)、『心の旅路』(42年)、『二重生活』(47年)と、数々の映画に主演しました。
戦後は米カリフォルニア州サンタ・バーバラにて夫妻で牧場を経営していましたが、約1年前から肺を患い、治療を行っていた矢先の訃報だったそうです。
トーキー黎明期のスタア俳優だけに、もはやその存在を知らない世代が多数派でしょう。しかし、コールマンのトレードマークであり続けた八の字形の口髭は日本国内で「コールマンひげ」という愛称で呼ばれ続けています。
同じ口ひげでも、鼻の下にチョコンとしたアドルフ・ヒトラーやチャーリー・チャップリンでおなじみの「チョビひげ」、仁丹の意匠でおなじみの「カイゼルひげ」など様々ですが、上唇に沿って鼻の下に生やされた八の字形のソレは、日本国内で長年にわたってコールマンの名が冠されていたのです。
不思議なことに「コールマンひげ」は日本人が生やすと、決して二枚目には見えず、お笑いの記号となりがちです。トニー谷さんやチャーリー浜さんのヒゲもそうでしたね。
参照 : 昭和33年5月20日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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